韓国のプロデューサー兼DJとして、幅広い分野で独創的な活動を展開してきた、実力派アーティスト250(イオゴン) が、2月に発売予定のデビューアルバム『ポン』よりリードシングル“Bang Bus”をリリースした。
韓国のプロデューサー250が“Bang Bus”をリリース
今回公開されたリードシングル“Bang Bus”は、アップビートのスラップベースに、中毒的に反復されるシンセループ、おぼろげなコード弾きの鍵盤といった、「ポンチャック」を表すサウンドの要素だけを集めて作られた楽曲となっている。なお、マスタリングは、日本を代表する巨匠エンジニア小鐵徹(JVCマスタリングセンター)が手がけている。
韓国ではミュージックビデオの無修正版がYouTubeで公開されるや否や大きな話題になったが、YouTubeのコンテンツ規制によって削除されたため、Vimeoにて再公開された。一方、YouTubeでは新たに公開された検閲版を見ることができる。
なお、“Bang Bus”も収録されるデビューアルバム『ポン』は、トロットをベースにテクノとディスコを融合した混種である「ポンチャック」のリズムとメロディーを250が、自分だけのスタイルで現代的に再解釈した作品となっている。韓国大衆音楽史上初めて「ポンチャック」について真摯に探求し、さまざまな世代を1つにするダンス音楽を作るという実験的アルバムとなっているので、楽しみにしてほしい。