今年15周年を迎えたポルノグラフィティは例年とは趣向を変えて、途中からゲストに平岡祐太と三浦春馬を迎えた。平岡祐太がギターで“ハネウマライダー”に参加し、さらに三浦春馬も加えてヒット曲“サウダージ”を演奏した。イケメン俳優二人との異例のコラボに会場は大興奮となった。
ポルノグラフィティ、平岡祐太、三浦春馬
今年イギリス留学から帰国したWEAVERは、映画『百瀬、こっちを向いて。』の主題歌“こっちを向いてよ”など2曲を披露。
WEAVER
大ヒットドラマ『花子とアン』で夫婦を演じた吉高由里子と鈴木亮平は、ドラマの元になった翻訳家・村岡花子とその夫が実際に交わした書簡を、鈴木良平はクラシックなスーツ、吉高由里子は着物というドラマさながらの衣装に身を包み朗読。ドラマのワンシーンを思わせるような演出に、思わず涙する観客も見られた。
吉高由里子、鈴木亮平
全国学園祭ツアーも大成功に終わったflumpoolは、“君に届け”“どんな未来にも愛はある”の2曲を披露したのち、山村隆太だけがステージに残り、三浦春馬を加えた二人のギター弾き語りで ゆずの“いつか”をしっとりと歌い上げた。
flumpool
全国ツアー真っ最中のリアルタイム・シンガーソングライター高橋優は、ドラマ『アリスの棘』主題歌“太陽と花”など2曲を渾身の熱唱で届けた。
高橋優
今年初出場となるダンス&ボーカルユニットGENERATIONS from EXILE TRIBEは、“HOT SHOT”“花”“Always with you”の3曲を披露。エネルギッシュな歌と、ワイルドなパフォーマンスで観客をあおり、大いに盛り上がった。
GENERATIONS from EXILE TRIBE
最後は毎年恒例の、出演者総出のエンディング。このイベントのために書き下ろされた曲、“一人じゃないから”を出演者全員で合唱。
エイズの現状を知るべく、自らもラオスの現場へ足を運んだ三浦春馬は、「ラオスに視察させていただいて、現地でエイズに苦しむ人々にあってきましたが、皆さん前向きに自分の治療に積極的に前をむいていました。自分の治療だけでなく、他の人のことも支えようとみんな必死に頑張っています。その精神にすごく胸をうたれ、また新たに必要なものがたくさんみつかりました。それを送り届けられるようこれからもがんばっていきます。それには、皆様の協力が必要です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。」と語った。
曲の終わりには、感謝の気持ちを込めて出演者のサインが入ったフリスビーをお客さんへ投げ入れプレゼント。会場の観客と出演者の気持ちがひとつになり、エイズ啓発への想いがより深まったイベントとなった。