坂本龍一とのコラボレーターとしても知られる現代エレクトロニック・ミュージックの先導者、ドイツ人サウンドアーティストのアルヴァ・ノト(Alva Noto)が、多彩な作曲技法を探求する新シリーズ「HYbr:ID(ハイブリッド)」を始動。シリーズ第1弾となる『HYbr:ID Vol.1』が11月26日(金)にリリースされることに。
Alva Notoの新シリーズ「HYbr:ID」第1弾アルバムがリリース決定
『HYbr:ID Vol.1』は、2019年にベルリン国立歌劇場で上演された、Richard Siegal振付・演出のベルリン国立バレエ団によるコンテンポラリー・バレエ作品『Oval』のためにアルヴァ・ノトが作曲した楽曲を収録したもの。映画のような映像技術と、ハドロン、ブラックホール、コライダーなど、トラックタイトルにもなっている科学的事象が描かれた静止画像にインスパイアされたという作品だ。本作は、天体の物理現象やフィクションをダンスの動きを結びつける形を模索しながら制作が行われている。
パッケージはアルヴァ・ノトの「Xerrox」シリーズと同じく、縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様となっている。さらに、収録曲9曲それぞれの音と音響記号に基づいたグラフィック図形譜が付属。また、収録曲“HYbr:ID oval p-dance”のMVも公開されているのでこちらもぜひチェックしてほしい。