アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)の家族がジャスパー・ウィリアムズ牧師の追悼演説を攻撃的で不快なもので、内容には同意できないとの声明を発表しています。
家族を代表して、アレサ・フランクリンの甥ボーン・フランクリンが50分にわたり演説が行われたが適切な追悼演説が行われなかったこと、家族が賛同している内容ではないという声明を発表。
シングルマザーや「ブラック・ライヴズ・マター」運動を過小評価した独自の視点を含む演説で、声明文で「ジャスパー・ウィリアムズ牧師がこの舞台を利用して、家族として同意することのできな否定的な議題を押し付けた」と家族の立場を説明。
ウィリアムズ牧師は「批判を理解しているし、後悔している。」と謝罪
批判を受けてウィリアムズ牧師は「批判を理解しているし、後悔している。」と謝罪しています。
ウィリアムズ牧師は弔辞で「黒人女性が黒人少年を男に育て上げることなどできない」、「父親のいない家庭を『出産後の中絶』」と例え、「黒人らが黒人同士お互いに尊敬し、殺し合うのをやめなければ、ブラック・ライヴズ・ノット・マターだ」などと発言していました。
スティーヴィー・ワンダーは全ての命が大切なのだから、「黒人の命も大切(Black Lives Matter)」だとウィリアムズ牧師の発言を修正するような発言していました。
Rev. Jasper Williams Jr. Delivers Controversial Eulogy At Aretha Franklin’s Funeral Service | TIME
アレサ・フランクリンの葬儀では、司教がアリアナ・グランデの腰に手を回し、胸を触るなど不適切な行動や発言が問題視されるなど、葬儀以外のものに注目が集まるという結果となっています。