ATARI TEENAGE RIOT ver.3.0

新たなる新章

[ver.3.0 メンバー]
・アレック・エンパイア(Alec Empire) – Programming,Shouts
・ニック・エンドウ(Nic Endo) – Noise Control,Vocals
・ラウディ・スーパースター(Rowdy Superstar) – MC

お前の未来はまだお前のものか?」— SNS上に突如としてポストされたこのメッセージ。2014年、遂に届けられるこの最新作『リセット』でATRの更なる新章が始まります。1stアルバムのタイトルが『DELETE YOURSELF(=自身を消去せよ)』で最新作が『RESET(=リセット)』。権力者が牛耳る社会や政治に対して90年代からブレない痛烈なメッセージと闘争姿勢は、そんなアルバムのタイトル名からもビンビン感じる事ができます。

MCはCXからラウディ・スーパースターにチェンジ。ソロとしてもマシュー・ハーバートのレーベル〈Accidental Records〉からアルバムをリリースしていた彼は、共通の友人でありミュージシャンであるパトリック・ウルフの仲介で知り合い意気投合しATRに加入。新たな血を得て代名詞である「過激で強烈なサウンド」は更にハイブリッド化し、それは現在トレンドであるEDMの影響も感じさせます。

ただしEDM自体が初期レイブ・サウンドからの潮流であり、そのオリジナル・レイブ創世記から活躍するATRが鳴らすサウンドは他の流行モノとは全く違う強力な説得力があります(ちなみに復活後の前作から、EDM DJとして著名なスティーブ・アオキが主宰するレーベル〈DIM MAK〉がUS盤をライセンス・リリースしています)。復活後はノイズ・コントロールに加えてヴォーカルやシャウトも担当するニックの切れも倍増!

Atari Teenage Riot – “Reset” (Japanese Language Lyrics Video)

■タイトル・トラック“RESET”の日本語字幕付ビデオ! バンド・サウンドを想像させるようなドラムとギター、そこに乗るレイビーなシンセによるサウンドは、彼らが創出した”デジタル・ハードコア“を自らの手で見事にアップデイトしているーーーーっ!!!

来日公演で「革命」を目の当たりにしよう!!

今まで6度来日しているATR。1997年1月に新宿LIQUIDROOM(現:恵比寿LIQUIDROOM)で初来日したライブではあまりの過熱ぶりに天井から雨が降ったという伝説を残し、同年に天神山で行われた記念すべき第1回目の<フジロック・フェスティバル’97>にも出演。その後<フジロック>には1999年にも出演し、同年10月に東名阪の単独ツアーを決行して日本のファンを熱狂の渦に巻き込みました。

ATR ver.1.0期が終了し、ver.2.0で活動再開を遂げた2010年、ここ日本でも復活ライブ(恵比寿LIQUIDROOM)を披露し、加えて<サマーソニック2010>に出演します。忌まわしき東北大震災や福島第一原子力発電所事故の影響により、来日を控える海外アーティストが多かった2011年には、<フジロック・フェスティバル’11>の出演と11月に行われた東名阪のツアーで2度来日し日本を勇気づけてくれました! その東京公演の模様はライブ・アルバム『ライオット・イン・ジャパン 2011』としてリリースされています。

そして2014年4月、ATR ver.3.0にアップデイトしたATRが帰ってきます!!(4月10日(木)公演は即完ソールドアウトですが、4月9日(水)には追加公演が決定!!! 詳しくは下のインフォをチェック!)

アタリ・ティーンエイジ・ライオット —「権力」や「武力」ではなく、「音楽」でこの世の中を変えられると信じて常にメッセージを放ち、闘い続けている彼ら。上記で述べた劇的な過去の足跡を知っている人はモチロン、知らない人にもぜひ彼らの熱きライブを体感して欲しい! そしてATRの“メッセージ”を理解して受け取った人は、ぜひ自分なりの解釈でそれを生活や行動に表して欲しい。なぜならそれは「自分の未来は自分ものである」べきなのだから! それでは新作を聴き、ぜひ会場で共にライオットしましょう〜!!!!!

Atari Teenage Riot – Live Fuji Rock Festival ’11

■ATR ver.2.0として<フジロック’11>に出演した時の映像!!! 前列を死守して踊り狂うもよし、フラッグを作って振り回すもよし! 

後日Qetic編集部では来たるライブの予習として『ATR集会に向けた心得(仮称)』を特集予定!! コチラもお楽しみに〜。

(text by Qetic・ダブルビー)

Event Information

【タワレボ】Bang On! featuring ATARI TEENAGE RIOT
2014.04.08(火)@渋谷店 B1F CUTUP STUDIO
START 21:30
LINE UP:ATARI TEENAGE RIOT
MC:SHO(PLASTICZOOMS)、ヤマダナオヒロ(†13th Moon†)

★タワーレコード独自のストリーミング配信メディア〈TOWER REVOLVE PROJECT〉、呼称〈タワレボ〉で生配信決定!

アタリ・ティーンエイジ・ライオット JAPANツアー
●東京公演(追加公演)
2013.04.9(水)@代官山UNIT
OPEN 18:30/START 19:30
ADV. ¥5,800(1ドリンク別)
TICKET:beatkartぴあ(P:224-888)、ローソン(Lコード:73420)、イープラス
主催:SHIBUYA TELEVISION
INFO:BEATINK(03 5768 1277)

2014.04.10(木)@UNIT SOLD OUT!

●名古屋公演
2014.04.11(金)@ CLUB QUATTRO
OPEN 18:30/START 19:30
ADV ¥5,800(1ドリンク代別)
TICKET:beatkartぴあ(Pコード:224-919)、ローソン(Lコード:46659)、イープラス
INFO:名古屋CLUB QUATTRO(052-264-8211)

●大阪公演
2014.04.12(土)@FANJ TWICE
OPEN 18:00/START 19:00 TICKET
ADV ¥5,800(1ドリンク代別)
TICKET:beatkartぴあ(Pコード:224-891)、ローソン(Lコード:53648)、イープラス
INFO:SMASH WEST(06-6535-5569)

Release Information

世界に先駆けて、3月26日(水)にリリースされる国内盤CDは、日本語解説と歌詞対訳が封入され、ボーナストラック3曲を追加収録。初回生産盤にはステッカーセットも封入。さらにメンバーのニック・エンドウがデザインを手掛けたTシャツ付盤も限定数販売される。また、タワーレコードでは限定オリジナル大型缶バッジ、Amazonでは初回限定特典として、オリジナル・ロゴ・ステッカー、HMVではオリジナル・ロゴ・マグネットが購入者にプレゼントされ、ディスクユニオンでは、復刻Tシャツ付き限定セットの販売も決定している。さらにiTunesでは『Mastered for iTunes』フォーマットでマスタリングされた高音質音源での配信となる。

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