昨年大ヒットを記録したマーベル・スタジオ作品『アベンジャーズ/エンドゲーム』。マーベルファンのみならず、多くの観客をトリコにした本作には日本を含め、世界中で根強いファンが存在している。そんな本作に関連して、心あたたまる出来事が起き、多くの注目を集めている。
アベンジャーズが大ケガを負った少年にサプライズプレゼント!
先日犬に襲われそうになった妹を助けるために、自らの身を投じ、約90針も縫う大ケガを負った少年、Bridger Walkerくん。彼の勇気ある行動を讃えるポストが叔母であるNikkiさんのInstagramにて投稿され、大きな話題となった。この投稿には、トム・ホランドやクリス・ヘムズワース、さらにはロバート・ダウニー Jr.、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロなど、「アベンジャーズ」のメンバーを演じた俳優たちへメンションが送られていた。
このポストのキャプションには「望みが薄いことは承知していますが、アベンジャーズや他のヒーローたちに、彼らの同胞ともいえるヒーローが誕生したことを知ってほしい」と記されており、アベンジャーズファンであるBridgerくんの勇気を、ぜひ本当のアベンジャーズの面々に讃えてほしいという願いが伝えられていた。実はこのポストに、実際にアベンジャーズの面々が応えていたことが判明したのだ。
ハルク役を演じたマーク・ラファロは彼の勇気を讃える文面をコメント欄に残している。
Bridgerくんへ。君に何が起きたのかを今この文面を読んで知りました。そしてこれだけは伝えたくてコメントします。他人に幸福をもたらす人たちは、僕が知る限り、最も勇敢で思いやりのある人たちだと思います。君の勇気や優しさに、心から敬意を送ります。本当の勇気というのはだれかを支配したり、人と対峙して闘うことでもなく、たくましい男のように練り歩くことでもありません。何が正しいことなのかを知り、君自身が傷ついてしまうとしても、なんとしてもそれを実行することです。君は僕が会ったことのある人や知っている人の中でも、誰よりも男らしい。敬意をこめて。マーク・ラファロ(ブルース・バナー/ハルク/プロフェッサー)
さらに、この出来事を知ったキャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスが、実際に撮影スタジオで使用していたというキャプテン・アメリカのシールドをBridgerくんにサプライズプレゼントとして贈ったんだそう。
彼らの他にも、トム・ホランドやヒュー・ジャックマン、ザッカリー・リーヴァイなどのヒーローを演じた俳優陣をはじめ、アン・ハサウェイやオクタヴィア・スペンサー、さらには『アベンジャーズ/エンドゲーム』の監督を務めたルッソ兄弟からも、Bridgerくんの行動を讃えるコメントが送られたそう。彼の勇気はアベンジャーズをもしのぐほど。きっとこの出来事に感銘を受けた方は多いはずだ。