ベン・ハーパー(Ben Harper)が、2020年リリースのアルバム『Winter Is For Lovers』より“Joshua Tree”と“Inland Empire”のB面バージョンを公開した。
Ben Harperが“Joshua Tree”、“Inland Empire”のB面バージョンを公開
今回の2曲は、原曲ではハーパーのソロ・スライドギターで演奏されていたが、B面バージョンではロバート・グラスパー(Robert Glasper)、ジミー・パクソン、マイク・ヴァレリオを含むアンサンブルをフィーチャー。ハーパーは「これらをB-Sidesと呼ぶのは難しいです」と語り、続けて「アルバムの別バージョンとして存在していて、これらのバージョンをリリースすることができてとても嬉しい気持ちです。ロバート、マイク、ジミーという、私が世界で最も好きなミュージシャン3人とキャピトル・スタジオに集まり、ニコ・ボラスがエンジニアリングを担当したことは、とても素晴らしいことでした。笑いと喜びの間に音楽が生まれました。これらの楽曲でそれを聞いてほしいと思います」とコメントしている。
ハーパーの音楽人生の集大成ともいえるアルバム『Winter Is For Lovers』。本作は、彼にとって初となる完全なインストゥルメンタル・プロジェクトであり、ギターのためのシンフォニーをイメージした15のオリジナル曲が流れるように構成されている。収録曲はハーパーのDNAに深く根付いており、彼の祖父母が1950年代後半にカリフォルニア州クレアモントに開いた音楽店「The Folk Music Center」にも直結している。
またYouTubeでは、ハーパーによるアルバム『Winter Is For Lovers』のフル演奏動画も公開中だ。「The Folk Music Center」にて撮影された映像にも注目しながら楽しんでほしい。