現在アメリカ・ロサンゼルスで開催中の<第62回グラミー賞授賞式>にて、6部門にノミネートされていた18歳のシンガーソングライター、ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)が最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞、最優秀レコード賞の5部門で受賞したことが発表された。
ビリー・アイリッシュ「こんなことが人生で起きるなんて考えもしなかった」
ビリー・アイリッシュは昨年リリースのアルバム『WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?』で最優秀アルバム賞、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞。また収録曲「bad buy」が最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞に選出されている。
最優秀楽曲賞受賞のスピーチで、彼女は「他に受賞すべきたくさんの楽曲がある。本当にごめんなさい。本当にありがとう。これが私の初めてのグラミー賞です。こんなことが人生で起きるなんて考えもしなかった。あなたたちを見て育ちました」と感無量の心内を伝えている。
彼女と同じく壇上に上がった共同制作者である実の兄フィニアス・オコネルは続けて「すごく冗談めかして、今までこういうものを真面目に捉えてなかったんだけど、本当に心の底から感謝していることを伝えたいです」と謝辞を伝えながら「僕たちはベッドルームで一緒に音楽を作ってきました。今もそれを続けているし、いろんな人がそれを続けさせてくれています。この賞を今日、ベッドルームで音楽を作っているすべての子供たちに贈ります。きっと君たちがこの中の賞をいつか手に入れるはずだ」と締めくくっている。
彼女の楽曲はアメリカのみならず、日本そして世界中で受け入れられている。この受賞をきっかけに、これからもっと多くの方に広まっていくはずだ。