ブラックミュージックをルーツに持ち、その後のポップスに多大な影響を与えた音楽「ブルース」。これまではその優れた音楽性について語られることが多かったが、今そのレコードのアートワークの芸術性も見直されているようだ。7月18日、世界でも類を見ないブルースレコードのアートワーク集『ブルース・レコード・ジャケット』が日本独自編集で発売される。
ロナルド・クライン、ノーマン・シーフら著名デザイナー、写真家、イラストレーターが手がけた「お宝級アートワーク」のほか、ブルースと言えば真っ先に名前が上がるB.Bキング、ハウリン・ウルフなど8人のレコードジャケットをまとめた「ブルース巨人」、ブルースの傑作を数多く世に送り出したレーベルの作品をピックアップした「名門レーベルの人気盤」などがコンテンツとして用意されており、LPやスリーヴ付きEP、SPを含む400店以上のアートワークをオールカラーで楽しむことができる。
眺めてその美しさを感じるのはもちろん、各盤には紹介のコメントもついているので、名盤紹介本としての楽しみ方もある。たまにはこんな新鮮な視点からブルースを見つめ直してみるのはいかがだろうか。
Release Information
[amazonjs asin=”4907435312″ locale=”JP” title=”ブルース・ レコード・ジャケット (SPACE SHOWER BOOKs)”]