ブレイクの仕掛け人はオウテカ!

当時のテクノ/IDMブームの中心であった〈Skam〉の運営にも参画していたオウテカのショーン・ブースが、彼らのBOCのデモテープを気に入り1996年に〈Skam〉よりEP『Hi Scores』をリリース。1998年には更なるステップアップとして〈Warp〉と契約し、『ミュージック・ハズ・ザ・ライト・トゥ・チルドレン』がリリースされブレイクを果たす。このアルバムを彼らの最高傑作に挙げるファンも非常に多く、そこに収録されている「Roygbiv」は、2009年に〈Warp〉の20周年企画として行われた楽曲投票でもレーベル全作品中2位を獲得した(ちなみに栄えある1位はエイフェックス・ツインの「Windowlicker」)。
ちなみに豆知識ですが、「Roygbiv」とは Red, Orange, Yellow, Green, Blue, Indigo, Violet 各色の頭文字で、 虹の7色を覚えるための記憶用の造語だそうです。


Boards of Canada – Roygbiv

秀逸なアートワークの美学。

BOCの世界観はアートワークの秀逸さにも表れる。どこか懐かしく古びているような雰囲気、オーガニックでいてどこかサイケデリックなアートワークは、音ともリンクして、毎回趣向は違うものの終止徹底した彼らの美学を感じることができる。2ndアルバム『ジオガディ』のアートワーク・デザインには、赤を基調とした無数のハニカム形状がデザインされ、実際このデザインの万華鏡まで発売された。新作『トゥモローズ・ハーヴェスト』のアートワークはサンフランシスコをトレジャーアイランドという島から撮影したものとのファンからの情報があります! オフィシャルの情報ではございませんが。

[twocol_one]

トゥモローズ・ハーヴェスト

[/twocol_one]
[twocol_one_last]

大きな地図で見る

[/twocol_one_last]

1.

【特集】謎が多すぎるボーズ・オブ・カナダの「真相」まとめ! feature130517_boards_of_canada_jk3-e1368789473450

2.

3.

4.

1. ジオガディ
2. ジオガディ万華鏡
3. ミュージック・ハズ・ザ・ライト・トゥ・チルドレン
4. キャンプファイアー・ヘッドフェイズ