世界初、究極のブレイクコア・ガイドブックが上下巻セットで3月発売！

テクノのサブジャンルのひとつで最も自由で過激で複雑とされているブレイクコアについてのガイドブック『ブレイクコア・ガイドブック』の上下2巻が、3月10日（日）に同時発売されることに。

ブレイクコア・ガイドブック

本作はブレイクコア・レーベル〈Murder Channel〉を運営している梅ヶ谷雄太が執筆している。メタルやレゲエ、ヒップホップ、クラシックなど、ありとあらゆるジャンルを飲み込み映画のセリフやゲーム音もサンプリング、アーメンブレイクやガバキックを高速ビートで再構築しているブレイクコアというジャンルを知り尽くした人物だ。

上記の通り、ジャンルの中に更にサブジャンルが沢山ある、というジャンルのブレイクコアを完全解説するため、本作は上下巻2冊での販売となる。

上巻を第一世代達を扱った「オールドスクール・ハードコア・インダストリアル・メタル」、下巻を2000年代中盤の多様化を見せたブレイクコア黄金期から現在の最新事情までを扱った「ラガコア・ブレイクビーツ・マッシュコア・カットアップ・ジャズ・IDM・エクスペリメンタル・ レイブコア・アシッド」という内容になっている。また、カラフルなアートワークのジャケットが多い為、全ページオールカラーで発売されるとのこと。

扱うアーティストは、レゲエ、ジャズ、クラシックをも包摂するブレイクコアの第一人者であるヴェネチアン・スネアズ（Venetian Snares）、懐かしディスコやカントリー歌手も動員して踊りまくる人気者ジェイソン・フォレスト（Jason Forrest）を始めとした20組以上。上下巻ともに、ブレイクコアにまつわる多角的なコラムや分析記事も設けられている。
さらに、26組ものアーティストがインタビューに応じているので、ブレイクコアというジャンルを完全網羅しているといっても過言ではない解説本となっている。

ブレイクコアが書籍としてまとめられるのは、日本はもちろん世界でも初めての様子。前代未聞の音楽資料となっているので、ぜひ手にとってみて！

Venetian Snares – LIVE @ TAICOCLUB’14