前回の来日公演ってどんな感じ?

昨夏の初来日公演では、来日が決定するやいなやメディアやSNS等で話題は広まり、初来日ながらチケットはソールドアウト! 東京・大阪の2ヶ所で開催された公演において、観客を楽しませるパフォーマンス、そしてNY王者の名に恥じない最高のエンターテイメントショウを披露。歌唱力、演奏力の技術と経験に裏打ちされたブラウン・ライス・ファミリー唯一無二の多国籍なインターナショナル・ルーツ・ミュージックで両公演とも観客を大いに盛り上げた。

東京公演では、ライブ中盤に開催月の8月誕生日の観客をステージ上に召還、ブラウン・ライス・ファミリーが奏でるバースデーソングに合わせてひとりずつ即興でダンスをするという一幕も……。観客がステージにあがってブラウン・ライス・ファミリーと一緒に踊って歌って楽しむことができたなんて! この時のお客さんは一生忘れられない体験になったはず。

このパフォーマンスでメンバーは自分たちが国境や文化の壁を越えるように、演者と観客の壁を越えて「みんなで楽しもう!」と、まさにボーダレスな空間を即興で作りあげたのである。今年の来日公演でも何かしらのサプライズを期待せずにはいられないのである!

▼昨年の来日公演の様子
Brown Rice Family 7 days Japan Tour 2014(1/7)

今年の来日公演での注目ポイント

2度目となる今夏の来日公演は8月2日(日)の仙台retro BackPageでの公演を皮切りに、東京・大阪の3カ所を回るツアーを予定しており、ブラウン・ライス・ファミリーは、今夏にセカンドアルバム『Havana to Kingston』をリリースをしたばかり。

本作は、キューバ音楽とジャマイカ音楽をオリジナリティ豊かにミックス、まるでキューバの都市・ハバナからジャマイカのキングストンへの旅へと誘われているような作品に。また、銃や戦争によるバイオレンスを憂い、見て見ぬ振りをして他人事と客観視する人々の姿勢を問い、世界に“Global Solidality (世界が団結)”から答えを見いだそうと訴えるメッセージも込められている。

因みに、既に昨年春に発表されていた“ラテン・ゴーズ・トゥ・スキャ”も新作に収録。この楽曲はスカの流行に大きな役割を果たしたジャマイカのスカ・バンド「ザ・スカタライツ」が1964年に〈Studio One〉らリリースした名曲のカバー。単なるカバーではなく、ブラウン・ライス・ファミリーによるオリジナルの歌詞がつけられている。「みんなで踊って楽しもう!」というメッセージが込められ、暖かい夏にぴったりな、陽気でハッピーな曲になっており、MVでも国籍問わずみんなでダンスをし、カラフルでスタイリッシュな雰囲気が伝わってくるのが印象的だ。

▼Brown Rice Family – “Latin Goes Ska”

最後に何度も繰り返しお伝えするが「昨年の来日公演は東京・大阪共にソールドアウト」。さらに新曲も聴ける可能性もアリ。昨年よりさらに進化したブラウン・ライス・ファミリーの2015年来日公演、少しでも興味を持ったならば是非足を運んでほしい。

EVENT INFORMATION

Brown Rice Family 来日公演

2015.08.02(日)
OPEN 16:00/START 16:30
仙台 retro BackPage

2015.08.04(火)、05(水)
OPEN 19:00/START 19:30(両日)
Shinjuku BLAZE

2015.08.07(金)
OPEN 19:00/START 19:30
大阪 ROCKTOWN

ADV ¥6,000/DOOR ¥6,500
コラボアーティスト:Plan-B

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RELEASE INFORMATION

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text by Mako Masaya