結成20周年を迎えた今年、ベスト盤『ReDiscoVer. Best,Re-recordings and Remixes of Buffalo Daughter』を7月24日にリリースすることを発表した、シュガー吉永(g, vo,tb-303,tr-606)、大野由美子(b,vo,electronics)、山本ムーグ (turntable,vo)の3人によるバンド、バッファロー・ドーター。今回、全ての参加アーティストとアルバム収録曲が発表された。
トラックリストにクレジットされたアーティストは、アドロック(ビースティ・ボーイズ)、小山田圭吾、日暮愛葉(THE GIRL)、有島コレスケ(told)、Avec Avec、KAKATO(環ROY×鎮座DOPENESS)、立花ハジメ、の7組。
“Beautiful You”では、日暮愛葉がヴォーカル、有島コレスケはベース&ドラムを担当。バッファロー・ドーターと日暮愛葉は、雑誌『米国音楽』が主宰したインディレーベル〈Cardinal Records〉の当時のレーベルメイトだ。小山田圭吾は“Great Five Lakes”にギターで参加しており、 ライブでは度々共演しているが、レコーディングに関しては今回が初めてとのこと。KAKATO(環ROY×鎮座DOPENESS)は、今回、新たにレコーディングされた“New Rock”でラップを披露。バッファロー・ドーターのメンバーが、KAKATOの発表したアルバム『KARA OK』に収録されたトラックを気に入り、このコラボレーションへと発展したようだ。これらの3曲は、今回のベスト盤の為に新たにレコーディングされた音源となる。
その他、“Socks, Drugs and Rock’n’roll Live(Sax,Drugs and Rock’n’roll)”は、元々1998年にリリースされたアルバム『NEW ROCK』に収録された“Socks,Drugs and Rock’n’roll”のライブ・バージョン。1999年、大阪クアトロで立花ハジメがSaxプレイヤーとして参加したライブ音源で、7インチシングルのみで限定販売された超貴重音源だ。また、これまで〈Mush Records〉(US)や、ネットレーベル〈Maltine Records〉(日本)より作品をリリースしてきたAvec Avecは、ゲームのサウンドトラック作品『Jungle Park Original Soundtrack』(97年)に発表された“バルーン”をリミックス。そして、ビースティ・ボーイズのアドロックは、“Peace”をリミックス。バッファロー・ドーターのメンバーも「最高!」と語るこの音源、久々に聴くことが出来るのを待ち遠しい方も多いことだろう。
なお、今回のベスト盤のパッケージの中には、CDとは別に書き込み可能なブランクCD-Rが同梱されている。これは、「聴き手おのおのが好きな曲を加えることによって、初めて完成するベスト。空っぽのCD-Rという隙間があることによって、未完成の可能性、わくわくする気持ち、を共有していただければ、嬉しいです。」とのメッセージが込められている。バッファロー・ドーターの20周年記念盤『ReDiscoVer. Best,Re-recordings and Remixes of Buffalo Daughter』は、7月24日(水)に〈U/M/A/A〉よりリリースされる。
Release Information
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