代美術センターCCA北九州では、サウンド・アーティストを毎年リサーチ・プログラムの講師として招き、ワークショップとライブを行っている。今年度は、昨年も参加したジム・オルークオーレン・アンバーチのほかに、新たにスティーヴン・オマリーを迎え、実験音楽(サウンド・アート)のLIVEパフォーマンス<CCA サウンド・ワークショップLIVE>を開催する。

ユニークで芸術性の高い作品で注目を集め、“音”を使ってアートを作り上げているサウンドアーティストたちによるライブ。メロディや旋律というよりも、“音”を使って表現したアート作品としての音楽をお楽しみあれ。

Profile

スティーヴン・オマリー(パリ)
日本でも多くのファンを持つバンドSUNN 0)))の中心人物であり、その低音をきかせた独特の音は様々なジャンルに影響を与えている。その他にも様々なバンドを結成し活動する他、ソロでも活躍している。多くのサウンド・アーティストとのコラボレーションを行う。アーティストのジゼル・ビィエンヌ、サウンド・アーティストのピーター・リーバーグらとともに舞台やアートワークも手がけ、またジャケットのデザイン制作も行っている。

オーレン・アンバーチ(メルボルン)
ありきたりの奏法や既成概念を超えて楽器に取り組み、主にギターを中心に用いた作品を発表している。ギターにおける独自のテクニックと様々な実験的な試みにより、ピアノやドラム、グラスハーモニカなどの楽器を取り入れながら、新しいサウンドと楽器の可能性を切り開いている。ソロ活動に加え、数多くのサウンド・アーティストとのコラボレーションや、実験音楽のみならず、様々な音楽のジャンルで活躍するアーティストとの共同プロジェクトも多数行っている。

ジム・オルーク(東京)
実験的な要素の強い作品を中心に発表し、ソロとしての活動の他、デレク・ベイリーやトニー・コンラッドなど様々なアーティストとのコラボレーションも行う。ガスター・デル・ソルやソニック・ユースなどのバンドのメンバーとしても活躍。プロデューサーとしての顔も持ち、小杉武久とともにマース・カニンハム舞踊団の音楽を担当するなど、活動は多岐にわたる。映画のサウンドトラックも手掛け、自らも映画を制作している。

Event Information

CCA北九州 サウンド・ワークショップLIVE
2014.02.27(木)@北九州芸術劇場 小劇場(リバーウォーク6階)
OPEN 18:45/START 19:00
ADV ¥2,000(要予約)
※申込締切は2月20日(木)
LINE UP:スティーヴン・オマリー(ソロ、トリオ)、オーレン・アンバーチ(トリオ)、ジム・オルーク(トリオ)