リヴァー・フェニックス他も所属していたカルト教団、チルドレン・オブ・ゴッドのヒッピーの子として生まれたクリストファー・オウエンス。幼児期には、彼は日本を含む世界中を旅し、外界から保護され、プレイヤー(祈り)・セッションに出席するという生活を送ってきた。そして16歳の時に教団から脱走。テキサス州に流れ着き、アマリロのパンク・シーンに没頭した後、サンフランシスコに移る。同地でアリエル・ピンクや彼のプロジェクトであるホーリー・シットとギグをするようになり、最終的にChet JR White(チェットJR ホワイト)と出会い、ガールズを結成。
ガールズは2009年にファースト・アルバム『アルバム』をリリース。このアルバムは新人としては同年最大の評価を獲得。その後のUSインディ・ギター・ポップの流れを作る歴史的な作品となった。EP『ブロークン・ドリームズ・クラブ』のリリースをはさみ、2011年にはセカンド・アルバム『ファーザー、サン、ホーリー・ゴースト』をリリース。アルバムはインディながらビルボードのチャートで37位を獲得。大ヒットを記録した。しかし、2012年7月、「僕はガールズを脱退します。今のところ個人的な理由と言っておきます。前進するにはしかたがなかったことです。曲を書いたりレコーディングをしたりすることは続けます。すぐにいろんなことを明らかにしていきます。これまでのすべてのことに感謝します」という言葉をツイッターに残し、クリストファーはガールズを脱退した。
2008年、フランスのフェステイヴァルで会ったリサンドレという女性との出会いをもとに書かれた、ビルドゥングスロマーン(教養小説)、ロード・トリップ・ストーリー、そして一つのラヴ・ストーリーを収めたファースト・アルバム『リサンドレ』を引っ提げての単独来日公演がいよいよ4月20日(土)に行われる。曲から曲へと事象の発生の順番で物語を紡いでいくコンセプト・アルバム 『リサンドレ』。アルバムのプロデュースはガールズの『ファーザー、サン、ホーリー・ゴースト』も手掛けたダク・ボーム。レコーディングは2012年の8月から9月にかけて、サンフランシスコのホビー・ショップ・スタジオで行われた。レコード全体のコードとフォームは規定することに決められ、テーマによってそれぞれの物語が結びつくようなコンセプトになっている。また、全ての曲は同類のコードで作られ、決してAのキーから外れないように作られている。
クリストファー・オウエンスが辿りついた新境地を目撃しに4月20日(土)は代官山UNITへ行くベシ。
Christopher Owens – “Here We Go Again” (Official Music Video)
Event Information
クリストファー・オウエンス単独来日公演
2013.04.20(土)@代官山UNIT
OPEN 17:00/START 18:00
TICKET ¥5,500-(税込/All Standing/1Drink別)
※未就学児(6歳未満)のご入場をお断りさせていただきます。
企画・制作・招聘:クリエイティブマン
協力:YOSHIMOTO R and C CO.,LTD.
Release Information
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