現在カリフォルニア・インディオで開催中のアメリカ最大規模のフェス<コーチェラ 2019>で、数々のサウンドトラブルが発生したことが話題になっている。

アリアナ・グランデ、リゾのステージでサウンドトラブル

現地時間14日(日)のトリを飾った世界のR&Bディーバ、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)のステージに、フィメール・ラッパー、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)が登場し、ジェシー・J(Jessie J)と3人でコラボした楽曲「Bang Bang」のパフォーマンスを披露した。しかし、その最中にまさかのサウンドトラブルが発生したようだ。

ニッキーが自身のバースをラップしていたところ、なぜかアリアナが被せるように歌い出し、ふたりは向かい合いながら困惑した表情を見せ、終いには「何も聞こえないわ!」とアリアナが叫ぶと、ふたりとも歌うのをやめてしまう、という一幕があった。

参照:@archivesaga(Twitter)

ふたりは笑いながらもかなり戸惑っていた様子だ。さらに、同日に初の<コーチェラ・フェスティバル>出演を果たしたリゾ(Lizzo)のステージでは、彼女の代表曲である「Worship」を歌唱中、トラックが途中で聞こえなくなってしまうというまさかの問題が発生。しかし、彼女は「かまわずこのまま歌うわ!」と音が止まっているにもかかわらず、彼女はアカペラで歌い続けている。

参照:@KhailAnonymous

また、この前日には先日デビューアルバムをリリースしたばかりのビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)のステージに、ヴィンス・ステイプルズ(Vince Staples)が登場。しかし、彼のラップしている声が聞こえない、という場面もあった。

参照:@Coldestdecember

<コーチェラ・フェスティバル>において、このようなトラブルは初めてではない。2017年に出演したレディオヘッド(Radiohead)のステージでも同様にサウンドトラブルがあり、バンドのボーカル、トム・ヨーク(Thom Yorke)が「みんな聞こえてる?」と問いかける場面もあったようだ

何かとトラブルが相次いでいる<コーチェラ 2019>。来週には第2週目となるウィークエンド2も控えており、同様のラインナップにカニエ・ウェスト(Kanye West)らいくつかのアーティストが追加され開催される予定だ。また、来週もYouTubeでライブ配信される。このままトラブルが解決されないまま、来週の開催を迎えてしまうのだろうか? そのあたりにも注目しながら配信を見てみると面白いかも。

Jessie J, Ariana Grande, Nicki Minaj – Bang Bang ft. Ariana Grande, Nicki Minaj

Lizzo – Worship(Official Audio)

Coachella