coppeがミニマルなソロピアノ作品『蜜 （MITSU ／／ 25 RPM）』をリリース決定！アートワーク担当はデザイナーズ・リパブリック

様々なコラボレーターを巻き込み世界を驚かせ続けているcoppeが、最新作としてミニマルなソロ・ピアノ作品『蜜 （MITSU ／／ 25 RPM）』をリリースすることに。CDは3月12日（金）、LPは3月26日（金）の発売となる。

coppe最新作『蜜 （MITSU ／／ 25 RPM）』がリリース決定

今作の収録曲は、スタジオの隅で埃を被っていた古いエレクトリック・ピアノでのインプロヴィゼーションから生まれたという。全7曲で構成されており、ピアノ・ソロ6曲に加え、コッペが歌うチャップリン“Smile”のカバー1曲を収録。“Smile”のカバーでは、ジェイコブ・コーラー（Jacob Koller）のピアノとジェフ・カリー（Jeff Curry）のダブルベースをフィーチャーしている。

作風としては、これまで発表されてきた彼女のどの作品よりもシンプルなアルバムとなっており、基本的にミニマルなフレーズの反復によって組み立てられている。ジェイキーによるエフェクト処理が施されたエレクトリック・ピアノの響きも相俟って、ブライアン・イーノ（Brian Eno）とハロルド・バッド（Harold Budd）による『Ambient 2： The Plateaux of Mirror』を彷彿とさせる瞬間や、エリック・サティの音楽をも想起させる仕上がりに。

そしてアートワークはデザイナーズ・リパブリックが手掛けており、マスタリングは、ジョン・ゾーン（John Zorn）が主宰する〈Tzadik〉の諸作をはじめ、ローリー・アンダーソン（Laurie Anderson）やロイ・ハーグローヴ（Roy Hargrove）を手掛けるマーク・ウルセリが担当。国内仕様盤には原雅明よる解説が封入され、数量限定プレスのLPは蛍光ピンク・ヴァイナル仕様となっている。リリースに先駆け、収録曲“B flat major ＃2”のMVも公開中なので是非チェックしてほしい。

Coppé – ‘B-Flat Major ＃2’ – （Official Music Video）