BoAや安室奈美恵などへの楽曲提供でも知られるMinamiと、TERIYAKI BOYZなどへの詞提供をはじめラッパーとしても有名なStaxx Tによるポップ・ユニット、CREAM(クリーム)。2人が通算3作目となる最新アルバム『CHANGE』を2月3日(水)にリリースします。当作品はアートワークに空白のチェキが描かれ、初回限定盤はそこにチェキを差し込むことで、世界でひとつだけのジャケットに変更ができる特別仕様。スリーブにはファンとの思い出のチェキプリントも並んでおり、「人と人を繋ぐキーワード」のひとつとしてチェキが使用されています。そんな新作『CHANGE』のこと、チェキをフィーチャーしたアートワークのこと、そして写真やパーティーの魅力について、2人に語ってもらいました。
Interview:CREAM(Minami、Staxx T)
――今日はお2人へのプレゼントとしてCREAM仕様の「“チェキ” instax mini 70」を持ってきたんです。なんと、レンズの上部にCREAMのロゴが入っているんですよ。
Staxx T おおー!かっこいい。
Minami すごいね、レンズもよくなってるし!
Staxx T 進化してるよね。あっ、セルフィーモードもあるんだ。……じゃあ早速いくよ、はい!(と言って2人でセルフィーを撮影)
――盛り上がったところでインタビューを始めさせてください(笑)。前作(2ndアルバム『#nofilter』)は、「何のフィルターも通さずに、ありのままの自分たちを表現する」というコンセプトで制作された作品でしたね。新作(3rdアルバム『CHANGE』)を制作するにあたって、前作から影響されたことなどありますか?
Minami 前作を制作したときは、はめられた枠から抜け出したいなという気持ちが強く「攻めたことをしよう」と思って作っていたんです。でも、1stアルバム『DREAMIN’』の良かったところも入れられていなかったな、ということに気づいて。だから今回リリースする3rdアルバム『CHANGE』に関しては、1stアルバム『DREAMIN’』と2ndアルバム『#nofilter』のそれぞれの良さというところは残しつつ、新たなものを追加していっていますね。
Staxx T 前作では、自分が作ったトラックを誰かにアレンジしてもらって、最後の詰めの作業を他の人にやってもらった曲も多かったけど、今回は自分で最後までプロデュースしてやりきるという曲が多かったのが一つの変化ですね。外部のプロデューサーの楽曲も、本当に細かいところまでリクエストを投げて反映してもらったり。あと、前作でやれなかったことというとフィーチャリングアーティストですね。 他のアーティストとコラボすると必ず面白い化学反応が起こるし、絶対にやりたいと思っていたんですよ。
――青山テルマさんやJESSEさんなど、今回は様々なゲストの方が参加していますね。
Minami 私はもともと神戸のインターナショナルスクール出身でチアリーディング部に入っていたのですが、彼女も東京のインターナショナルスクール出身だったんですよね。彼女の学校で毎年行われていたチアリーディング大会に私も呼ばれていて、その時にすでに有名だったテルマちゃんのことを知って。ふたりとも共通してチアリーディングをやっていたという背景もあり、今回オファーするにあたってチアからインスピレーションを受けた曲を書きました。
interview&text by Jin Sugiyama
photo by Chika Takami