D.A.N.が昨年リリースした3曲のシングルを、モグワイ(Mogwai)、エアヘッド(Airhead)、食品まつり a.k.a foodmanの3組がそれぞれ手掛けたリミックスが、5月23日(土)より3週連続でデジタルリリースされることに。
D.A.N.の新曲をMogwai、Airhead、食品まつりがリミックス
1週目は、国内外の様々なレーベルからリリースを重ね、シカゴ・フットワークからのインスパイアとポスト・インターネット以降のハイブリッドな感覚から浮かび上がる特異のサウンドを、ニューエイジやアンビエントと紐付ける新世代の電子音楽家、食品まつり a.k.a foodmanがリミックスした“Elephant”が配信される。
2週目は、90年代後半にポストロックという潮流を生み、結成25年を迎える現在でもシーンを牽引する重鎮でありグラスゴーの至宝・モグワイのリミックスが解禁。フロントマン、スチュワート・ブレイスウェイト(Stuart Braithwaite)による、轟音的アプローチを響かせ叙情的に美しく昇華させた“Bend”がリリースされる。
3週目は、ジェイムス・ブレイク(James Blake)のサポートギタリストでもあり、彼が主宰するレーベル〈1-800 DINOSAUR〉や〈HEMLOCK〉などから作品をリリースしているUKのプロデューサー・エアヘッドが再構築した“Aechmea”が公開となる。
これらの楽曲は、6月13日(土)に開催されるD.A.N.主催の配信ライブ<Supernature>に向け、毎週土曜にリリースされる。各アーティストからコメントも届いているので、リリース前にチェックしてみよう。
各アーティスト コメント
原曲がディープなトライバルさがあり、歌詞の世界観も含めて異世界感がとても面白いと思いました。
今回は自分がバンドマンになったような感覚でパーカッシブかつアンビエント寄りなアレンジで組み直してみました。
食品まつり a.k.a foodman
“Bend”のリミックス、とても楽しませてもらいました。アーティストがどのように音楽を創造しているのかを覗き込み、自分の手で触れるということは、いつも興味深い体験です。その時間を経て生まれた今回のリミックスに、とても満足しているし、うれしく思っています。
Stuart Braithwaite(Mogwai)
今年の2月、ダイゴとロンドンのパブで再会しました。彼はそこで、陰謀論やモジュラーシンセについて話してくれたのが印象に残っています。
“Aechmea”はオリジナルバージョンがすごく良かったので、この楽曲をリミックスできたことは自分にとっても楽しい体験でした。
Airhead
さらに、今夜23:55にはYouTubeにて、“Elephant (Foodaman Remix)”がプレミア公開される。こちらもお楽しみに。