2月10日にDATSがWWXで開催をした新作EP『Message』の発売記念ワンマン・ライブ。事前にDATSより“Message”があることを告知されていた当ライブは、アンコールでメジャーデビューを発表し、メンバーにとって新たな門出となるライブになった。そんなワンマン・ライブ当日、緊迫する(?)リハーサル現場へ潜入し、Instagramのストーリーでその様子の撮影。ライブ前の様子とライブ後のメジャーデビューに対する心境をまとめ、ステージ以外の姿を覗いてみた。
2月3日 DATSワンマンライブ
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杉本亘(Vo)
メジャーデビューの発表であんなにも喜んでもらえるとは思ってなかった。。誰かの喜びを一緒になって喜べる人って本当に素敵だな。素敵なファンに応援してもらえてなんて幸せなバンドだろう。DATSもずっとそういうバンドでいようと思います。改めて、これからもよろしくお願いします!
伊原卓哉(Ba)
改めてDATSは今年からメジャーデビューします。昨日のライブで拍手くれた人達の顔が忘れられない。絶対もっと大っきい舞台に立って、DATS応援してよかったなって思わせなきゃってすごい感じた。喋りたいこと昨日死ぬほど喋ったしもう今更言うことないけど、ありがとうございましたは言わせて下さい。
早川知輝(Gt)
普段、口下手でステージ上では全然話せないので、この場を借りて気持ちを伝えさせてください。DATSは僕が唯一、結成した時からずっと続けられているバンドです。バンドを始める前、まだ10代のもんじょーの作った曲を聞いて衝撃を受け、当時ろくに弾けもしなかったギターを、夜な夜な必死で練習し他たのを覚えています。あれから約5年、たくさんの仲間たちと出会い、時には別れや色々な苦悩を乗り越え、今、メジャーデビューという一つの節目に辿り着けました。バンドという、言ってしまえば他人同士の集まりが、いつしか仲間、そして家族のようになっていくストーリーは本当に奇跡のように感じます。僕にとって、メジャーデビューというのは大きな夢の一つでした。でもこうして今の自分がその立場に立ってみると、ああ、まだまだ道はこんなに続きているのか、まだまだ見たことのない景色がたくさん待っているのかと、楽しみで仕方なりません。もっともっと皆さんとまだ知らない場所に踏み込んでいけたらなと思います。
僕らの夢はまだまだこれから。驕らず弛まず、自分たちの信じた道を自分たちのスピードで転がって行くので、どうかこれからも、僕ら4人と、僕らの周りの仲間たちを応援してくれると嬉しいです。
大井一彌(Dr)
「メジャーデビュー」って言葉の面白さを噛み締めています。それって、マジョリティに与するってことなのか?マイノリティではないってことなのか?そもそも多数派少数派的な話なのか?たぶん僕らにとってのメジャーデビューの真髄は、DATSが新しい景色を探求して辿り着く先々に旗を立てていく道のりがあって、そこに強力な仲間が加わったということなんだなと僕は思います。僕らは常に面白い試みに飢えています。そしてそれらを実現していきたい。そんな僕らの探求を、これからも楽しんで見ていてくれたら嬉しいです。
新たなステージへ向かうDATS
DATSの強みといえば、個々の卓越したプレイヤビリティと抜群のチームワークで作り出す「一体感」だと思っている。リハーサル現場で垣間見えたメンバーの姿から、その一体感がうまれる理由が伺えた。6月に〈ソニー・ミュージックレーベルズ〉よりメジャーデビューをする彼らだが、今後もそのチームワークで、新たな景色を見せてくれることだろう。DATSを見たことがない人はクール且つエモーショナルで、フィジカルな側面を打ち出すDATSのライブへ足を運んで欲しい。
Heart(Official Music Video)
photo by Kosuke