デビューから初ヒット『スペイス・オディティ』まで/60年代
1964年、モッズ・ファッションに身を包み、ディヴィー・ジョーンズ・アンド・ザ・キング・ビーズとして最初のシングル「リザ・ジェーン」を発表。しばらくヒットにはめぐまれなかったが、1969年にアポロ11号の月面着陸に合わせリリースした「スペイス・オディティ」がヒット。デヴィッド・ボウイは広く世に知られていく。
David Bowie- Space Oddity Original Video(1969)
Davie Jones and The King Bees
変化の歴史。こうしてボウイの歩みを振り返ると、改めてそう思う。モッズ風のファッションに身を包んだディヴィー・ジョーンズ・アンド・ザ・キング・ビーズを経て、デヴィッド・ボウイに、そしてトム少佐へ。グラム・ロック時期、アメリカ時代、ベルリン時代、俳優としての活動、そして世界的なスターへと──。
変化はリスクをともなう。ボウイほどのスターであればリスクを回避して進んでも名声に傷がつくことはなかったかもしれないが、彼は最期まで変化を恐れず、新たなことに果敢に挑戦し続けた。まるでそれが使命であるかのように。それはこの世を去る2日前にリリースされた最新作『ブラックスター』の先鋭的なサウンドを聴いてもわかるだろう。
PROGRAM INFORMATION
デヴィッド・ボウイ VideoSelects
【初回放送】
2016.03.13(日)18:00 – 21:00
【リピート放送】
2016.03. 21(月)08:30 – 11:30
2016.03. 26(土)06:00 – 09:00
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