UKドリルのシーンのパイオニアとして注目を浴び続ける、ジャマイカ系の家庭に育ったウェストロンドン出身のディガ・ディー(Digga D)が4月15日にリリースした3作目の最新mixtape『Noughty By Nature』。本作が全英チャート初登場1位を獲得した。
Digga Dのmixtape『Noughty By Nature』が全英チャート初登場1位を獲得
ディガ・ディーは2016年に“Play For The Pagans”などのアンダーグラウンドアンセムを生んだ後、警察に目をつけられるようになり、歌詞を警察に提出して了承を得ないとリリース出来ない状態にまでなるが、2019年に発表したシングル“No Diet”は、ソロのドリル楽曲としてチャートの最高位に達した。2020年のAIMインディペンデントミュージックアワードでは3部門にノミネートし、2021年に発表したmixtape『Made In The Pyrex』は当時自身初の全英チャートTop3入りを果たした。
そして正直な気持ちとオープンなメッセージを込めた最新mixtape『Noughty By Nature』を発表。見事全英チャート初登場1位を獲得することで、ドリルシーンをメインストリームまで押し上げた。ディガ・ディーはファンに向けて「サポートしてくれた皆、有難う。これからも楽曲をリリースし続けるから、継続的な応援よろしく!」とコメント。最新mixtapeを引っ提げて、今年の9月と10月にはO2 Brixton Academyでの公演を含むツアーも開催される。今後も彼の注目に目が離せない。