オアシスの後継者とも呼ばれたディーエムエーズ(DMA’S)がセカンドアルバム『フォー・ナウ』を2018年4月27日(金)にリリース。収録曲“In The Air”のビデオが公開された!
2015年11月、突如実施された初来日にあわせ日本独自EPをリリースし、どちらも高評価を得たオーストラリアはシドニー出身の3ピース・バンド、ディーエムエーズ。
2016年2月には待望のデビューアルバム 『ヒルズ・エンド』を発売し、その夏には<フジロック>で早くも再来日。
さらに昨年10月には配信限定シングル『Dawning』をリリースし、ザ・クークスのアリーナ・ツアーをサポートするなど、その勢いは増すばかり。
そんな彼らが、2年ぶりとなるニューアルバム『フォー・ナウ』を来る4月にリリースすることがわかった。
同郷出身のエレクトロニック・デュオ、ザ・プリセッツのメンバーであるキム・モイーズを共同プロデューサーに迎え制作されたという今作からは、早速美しいバラード“In The Air”が公開となっている。
DMA’S – In The Air (Official Video)
全体的にオーガニックな進歩が感じられる作品に仕上がっている『フォー・ナウ』。ギタリストのジョニーによって書かれた“The End”は、キム・モイーズの影響が感じられるダークなエレクトロやシンセを聴きとることができる。
一方、同じくギタリストのメイソンが手がけた“Emily Whyte”は、サイケなサウンドから壮大なエンディングを飾るナンバーへと進化していくのがわかる。
そして何よりも、トミーのヴォーカルが桁違いだ。これまでのアティチュードやキャラクターが感じられながらも、ソウルフルさが加わったのが特徴的。
「前作のときはまだバンドとしてどういう存在になりたいかっていうのが定まっていなかった。そしてそれは今も変わらない。未だに僕らは耳障りなロックンロールを奏でる、でもそれでも成長はしてるんだ。これは僕たちにとって自然な進化だと感じているよ」とジョニーは話す。
なお、前述の“Dawning”も今作には収録されているので、あらためてこちらもチェックし、いかにディーエムエーズがメロディに富んだ、タイムレスなインディ・アンセムを作り出すバンドかというのを再認識して欲しい。
DMA’S – Dawning (Official Video)