“ローキーR&Bレジェンド”、エディ・チャコン(Eddie Chacon)が〈Stones Throw〉から初のアルバム『Sundown』を3月31日に配信、さらにLP / CDでリリース。LA出身のプロデューサー/ピアニスト、ジョン・キャロル・カービー(John Carroll Kirby)がフルプロデュースを手掛けた注目作となる。
ジョン・キャロル・カービー、エディ・チャコンの〈Stones Throw〉からの初アルバムをフルプロデュース
2019年にカービーと出会ったことが、チャコンが音楽活動復帰のきっかけになった。本作と同じくカービーがプロデュースした『Pleasure, Joy and Happiness』は、エディが10代の頃にベイエリアのガレージバンドで演奏することから始まり、1990年代にはネオソウル・デュオ: チャールズ&エディ(Charles & Eddie)の一人として“Would I Lie To You”で世界各国のチャートのトップに立ったという音楽キャリアに区切りをつけるための作品だった。
EDDIE CHACON – PLEASURE, JOY AND HAPPINESS
しかし、ソランジュ(Solange)やフランク・オーシャン(Frank Ocean)などとのコラボでも知られるカービーとの相性は独創的でDIY的な質感と恍惚とした音色、極上のメロディーセンスが光る本作が広く反響を呼び、全く新しいファン層を獲得。カービーがプロデュースを手掛けたことでも話題になり、ガーディアン紙、ニューヨークタイムズ紙、フェイダー紙など多くのメディアで絶賛された。日本ではソウルやR&B、サイケ、アンビエント音楽など、幅広い層から注目を集め、アナログ盤が即完。エディの新境地を開いた。
〈Stones Throw〉が完全バックアップの元に満を持してリリースされる『Sundown』は、『Pleasure, Joy and Happiness』の音楽性をさらに深化させ、幻想的でよりバレアリックな音色と彼のつやのある歌声を日常に溶け込ませていくよう。なお、ジョン・キャロル・カービーは国内最大級のフェスティバル<FUJI ROCK FESTIVAL’23> 3日目(7月30日)に初出演が決定している。LAの新進気鋭ミュージシャンを招集した超貴重なフル・バンド・セットで登場するので、こちらもぜひチェックしてほしい。