アメリカで毎年開催されている世界最大規模の楽器の展示会・NAMMにて、エド・シーランが自身のギターブランド「Sheeran by Lowden」の創立を発表した。シーランは、自身がスタジオやライブ、レコーディングなどで愛用しているアイルランドのギターブランド「Lowden」との協力でこのギターブランドを創立。作製されるギターはすべてLowden社の創業者であるジョージ・ローデンが監修している。
現在「Sheeran by Lowden」のギターは、Lowden社で採用されているギターモデル「The Wee Lowden」と「S」をモチーフにした2つのサイズから選べ、各4モデルずつ計8モデルのラインナップとなっている。
各モデルごとに違った種類かつ耐久性の優れた木材を使用しており、ほぼ手作業で作られている。自然に倒れた木や再生利用された木材で作製されているのも特徴のひとつだ。
また有数のミニ・ギター奏者としても知られているシーランのブランドなので、すべてがミニ・ギターであることもユニークなポイント。弾きやすいサイズ感と良質な音調を追求したギターとなっているようだ。
シーランはブランド創立について「普通のギターブランドと同じ低価格帯で、(高価な)Lowdenと同じくらい素晴らしいギターを、アイルランド国内で作ろうとジョージと何年も話し合ってきた。不可能だと思ってたけど、ジョージと彼のチームが実現してくれたよ。ここで作られるギターは同じ価格帯の中では文句なしにベストなギターだ。もちろん弾く楽しみという点においても」とコメントを残している。
シーランオリジナルのギターで彼の曲を再現するなんて楽しみ方もできるから、彼のファンであればぜひとも手に入れてほしいところ。現在日本での販売は未定となっているが、続報に期待したい。