神ライヴ映像＆目撃証言と一緒に＜エレクトラグライド2013＞出演者をご紹介！
James Blake／ジェイムス・ブレイク
| 物悲しく美しいメロディ、孤独を纏った冷たいスネアの響き、時空を歪めるかのような低音の振動、魂を鎮めるかのように、あるいは祈りを込めるように放たれるヴォーカル。1988年生まれの青年、ジェイムス・ブレイクのサウンドは瞬く間に世界のリスナーたちを魅了した。今年発表したニュー・アルバム『オーヴァーグロウン』は、彼の評価をさらに高め、エレクトロニクスとフィジカルが融合したバンド編成でのライヴによるワールドツアーはいままさに佳境に突入している。なんと今回の＜エレグラ＞でのパフォーマンスは、そのワールド・ツアーの“ファイナル”として位置づけられている。世界各地での公演を経て磨き上げられた彼の最新パフォーマンスを、まさに集大成という形で体験することができるだろう。世界中のファンが羨ましがるこのライヴを幕張メッセの大ステージで堪能できる贅沢をぜひ味わっていただきたい！ |
＜コレはミトケ！ 神ライヴ映像！＞
＜アイツはミタ！ 目撃者は証言スル・・・＞
まずは上の動画を見て下さい。3分30秒頃の演奏がピッタリ合うんですが、これには寡黙なジェイムス君もたまらなかったのかニヤニヤしてます。そうです。本人もですが、彼のライヴは観る側もアドレナリン出まくります。音圧や演奏力、声量や抑揚といったライヴの柱となる要素が束になって五感を刺激してくるんです。エモい！ と思ったらいきなり無機質にじわじわ攻めてきたり・・・毎秒いい意味で期待を裏切ってくるんですよね。そして、今回は2ndアルバム『オーヴァーグロウン』を引っ提げたワールド・ツアー。しかもツアー・ファイナルの地として＜エレグラ＞を選んでくれたのです！ ワールド・ツアー同様、大型のステージセットを持込むというんですから、舞台演出にも期待大ですよ！
text by Taisuke Yamada（Qetic）
2manydjs／トゥー・メニー・ディージェイズ
| ベルギーが生んだ“マッシュアップ”の祖にして、世界最強のパーティ野郎ども、トゥー・メニー・ディージェイズ。ギャングスタ・ラップからグランジ、パンクやスカからエレクトロ、ハウス、ベース・ミュージック、ソウル、ストーナー・ロック、ニューウェイヴ、フィルター・ハウス、ゲットーテックと、奇想天外にあらゆるジャンルを合成し、ミックスするスタイルは、彼らのオリジナルであり、多くのフォロワーを生んだが、いまだに誰も彼らを追い越すことはできない。今回彼らが披露してくれるライヴ・セットは彼らのDJミックスに映像がリンクするというもので（完成度超高し！）、聴覚と視覚で“マッシュアップ”を体感できるという仕掛けになっている。ブチ上がり必死の彼らのパフォーマンスに注目だ！ |
＜コレはミトケ！ 神ライヴ映像！＞
Under The Covers Vol. 1 from Radio Soulwax on Vimeo.
＜アイツはミタ！ 目撃者は証言スル・・・＞
2009年の＜SUMMER SONIC＞で、久々に彼らのDJを見た時の衝撃は忘れられません・・・。私の記憶があっていれば、確かこの時初めて日本で“ジャケット写真が動き出す”映像を公開した様な気が。ジャケット写真が動き出すだなんて・・・！と思ったものです。しかも、DVJを使って彼らの代名詞マッシュアップが映像とシンクロするという、当時はびっくりな手法を公開したのです。ちなみに確かその際（もしくは2010年＠Zepp Tokyo）には、ピンクレディーからニルヴァーナというブチ上がりなセットも披露。フロアは縦揺れ＆汗だくという、もはやライヴ状態になっていました。さらに、彼らはただジャケット写真をシンクロさせて動かすだけではなく、ユーモアなセンスを入れ込んでくるのも素晴らしいところ。例えばLCDサウンドシステムの『This Is Happening』のジャケット写真では、ジェームス・マーフィーがレコードを漁っているかのような映像にしたり、セパルトゥラの『Roots』というジャケット写真では、へヴィーなシャウトにあわせてジャケット写真に描かれている人が頭を振りまくったり（これ、まじで怖い）、音楽好きにはたまらないネタを入れ込んできます。いやーまた見たい！
text by Mari Iizawa（Hostess Entertainment）
