ブライアン・イーノとアンダーワールドのカール・ハイドがついに発表した初の共演作『Someday World』から、1stシングル“Daddy’s Car”が公開された。先月公開された“The Satellites”は、米SPIN誌が「月明かりのムードと、まるで宇宙のアウトバーンをドライブしているかのような推進力を兼ね備えている」と絶賛し、米NPRの人気音楽ラジオ番組【All Things Considered】でも“Song of the Week”を獲得するなど、すでに大きな話題となっている。
本作『Someday World』は、長年に渡って実験を続け、ポリリズムの再探求を続けてきた二人が、2013年後半に一か月間の集中的なセッションを行い完成させた。クラウトロック的なアプローチが特徴的な“The Satellites”に対し、今回公開された“Daddy’s Car”は、二人のスティーヴ・ライヒとアフロビートへの愛が反映された楽曲で、リード・ヴォーカルを務めるカール・ハイドのメロディ・センスが光っている。またシェウン・クティ作品をイーノと共にプロデュースしたジョン・レイノルズとアンチバラスのドラマー、クリス・ヴァタラーロがドラマーとして参加していることにも注目すべきだろう。
アルバムにはその他、イーノのロキシー・ミュージック時代からの盟友アンディ・マッケイ、イーノがプロデューサーとして携わるコールドプレイのドラマー、ウィル・チャンピオン、イーノやジョン・ケイルの作品への参加で知られるネル・キャッチポールといった豪華なサポート・ミュージシャンたちが参加している。
“Daddy’s Car”
本作は、イーノとハイドが継続して行なってきたコラボレーションの一環であり、2人が制作した記念すべき初のアルバム作品となる。『Someday World』は、4月28日に先行リリースされる国内盤(ボーナストラック追加収録+アーティスト本人によるライナーノーツ訳+歌詞対訳付)と、5月3日にリリースされるデラックス盤(特装パッケージ+4曲入りボーナスディスク+アーティスト本人によるライナーノーツ訳+歌詞対訳付)、アナログ盤、デジタル・フォーマットでリリースされる。iTunes Japanで予約をすると、“The Satellites”と“Daddy’s Car”がいちはやくダウンロード可能(※すでにiTunesで予約されている方は、追加で“Daddy’s Car”がダウンロード可能となります)。
Release Information
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