キューバ革命を主導したフィデル・カストロが90歳で亡くなったことをキューバの現国家評議会議長ラウル・カストロが現地時間11月25日に国営放送で発表した。
Former Cuban leader Fidel Castro has died, state media report. He was 90. https://t.co/HAhU3MmiMf pic.twitter.com/PiARzjPwlj
— CNN Breaking News (@cnnbrk) 2016年11月26日
フィデル・カストロ、チェ・ゲバラらが中心となってアメリカ合衆国の影響が強かったバティスタ政権打倒し、1959年にキューバ革命でカストロ政権が成立。
キューバ革命後、多くのミュージシャンの活動は制限。20世紀に活躍したサルサ歌手セリア・クルスをはじめとするミュージシャンは国外へ活動の場を移した。
セリア・クルスはワールドツアーからキューバへの帰国を拒否しアメリカへと活動の拠点を移して音楽活動を行った。
Celia Cruz – Oye Como Va
2001年に、マニック・ストリート・プリーチャーズが西側のバンドとして始めてキューバでライブを行った際には、フィデル・カストロと面会。「大音量のライブになる」と伝えると、「戦争よりも大音量にはならないだろう」と言われたという逸話が残っている。
キューバでのライブの様子を収めたライブDVDのタイトルはカストロの発言から『Louder Than War』となった。
Manic Street Preachers – Kevin Carter (Live in Cuba)
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