イギリス・グロスタシャー出身でジャマイカとスペインにルーツを持つシンガー・ソングライターのFKAツイッグス(FKA twigs)が、3年ぶりにリリースした新曲「Cellophane」のライブ映像を公開した。
FKA twigs – Cellophane
キャリア史上初となるピアノ演奏
今回公開されたライブ動画では、彼女のキャリア史上初となるピアノ演奏が披露されている。FKAツイッグス本人が監督を手掛け、彼女をインスパイアしたというロンドンの美術館ウォレス・コレクションにて撮影された。また、衣装は彼女が尊敬する英デザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドによるもので、FKAツイッグス本人が所有するヴィンテージ品だという。
「Cellophane」はFKAツイッグス本人が制作・プロデュースし、フランク・オーシャンやアンダーソン・パークらを手掛けたレコーディング・エンジニアのジェフ・クラインマンと、同じくフランク・オーシャン、ヴィンス・ステープルズ、アール・スウェットシャツらを手掛けたマイケル・ウゾウルが制作に携わっている。新曲は、FKAツイッグスのキャリア史上最も“自身の内面をさらけ出した”楽曲となっているほか、2ndアルバムへの布石を感じさせるシングルとなっている。
本人コメント
ウォレス・コレクションで「Cellophane」演奏したことは夢のようだったわ。これは壁に掛けられている芸術品や絵画と、それにインスパイアされたコレクションを展開した私の好きなデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドへのラブレターなの。その魔法のような空間で、私が長年かけてコレクションしている美しい衣装を着て演奏したことはとても感動的な体験だったわ。