共同プロデューサーを務めたサンダーキャット(Thundercat)最新アルバム『It Is What It Is』の大ヒットも記憶に新しいフライング・ロータス(Flying Lotus)が、自らキャリアのターニングポイントと語り、代表作『Cosmogramma』の続編にも位置付けている超大作『Flamagra』のインストゥルメンタル盤が本日発売! リリースに合わせて〈Warp〉公式サイトに、フライング・ロータス、サンダーキャット、ミゲル・アトウッド・ファーガソン(Miguel Atwood-Ferguson)、ブランドン・コールマン(Brandon Coleman)がアルバム制作背景を語るインタビューが掲載された。
Flying Lotusの名盤『Flamagra』のインスト盤がついに発売!
アンダーソン・パーク(Anderson .Paak)やソランジュ(Solange)、ジョージ・クリントン(George Clinton)、サンダーキャット、トロ・イ・モワ(Toro y Moi)らスタイルの異なる幅広いボーカリストの参加も大きな魅力の一つだったが、それらをあえて削ぎ落とした『Flamagra(Instrumentals)』は、稀代のプロデューサーであるフライング・ロータスの天才的なアレンジやミュージシャンシップをオリジナル盤以上にとことん堪能できる。
バンドリーダーであるフライング・ロータスことスティーヴン・エリソンは、キーボード奏者も務めており、加えて登場順に、サンダーキャット、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、ブランドン・コールマン、ジャスティン・ブラウン(Justin Brown)、デニス・ハム(Dennis Hamm)、テイラー・グレイヴス(Taylor Graves)、ロナルド・ブルーナー・ジュニア(Ronald Bruner Jr.)、ハービー・ハンコック(Herbie Hancock)、ディアントニ・パークス(Deantoni Parks)、ロバート・グラスパー(Robert Glasper)という世代を超えた凄腕プレイヤーたちが、フライング・ロータスが描く超越的な世界観の中で躍動する様子がより鮮明にわかる、もうひとつの名盤となっている。このそうそうたるメンツが紡ぎ出す唯一無二の音楽をぜひ浸ってみてほしい。
今回、インストゥルメンタルを世に出すことができて嬉しく思う。若いラッパーやリミックスを作りたがっているプロデューサー、そういった若者たちがどんなことをしてくれるだろうかとすごくわくわくしている自分がいる。そうすれば、まさにこのアルバムに二度目の命が与えられるのだから。
Flying Lotus
RELEASE INFORMATION
FLAMAGRA(INSTRUMENTAL)
NOW ON SALE
国内仕様盤CD BRWP291I:¥2,000(+tax)
国内仕様盤CD+Tシャツセット:BRWP291IT ¥5,000(+tax)
FLYING LOTUS
label:BEAT RECORDS / WARP RECORDS