＜FUJI ROCK FESTIVAL’14＞
2014.07.27（SUN）
LORDE＠RED MARQUEE
17歳の才女・ロード、＜フジロック＞に新たな歴史を刻む
17歳のシンガー・ロード。ここ数年で光の如くスターダムへ駆け上がった1人の少女が遂に初来日だ。しかも初舞台として＜フジロック＞を選んでくれたのだから、これ以上の楽しみはない。様々な想いをもったオーディエンスが駆けつけ、会場のレッドマーキーはパンパン。SEにダフト・パンク（“Doin’it Right”）が流れ出すと、レッドマーキーのテントを突き破るかのような歓声が起こる。満を持して登場した彼女の佇まいは美しく、名前のように神々しく、存在感抜群だ。ライブは“Glory And Gore”で始まり、キュートな日本語交じりのMCも挟みつつ“Tennis Coat” へ。彼女の奇妙な高速踊り（あれは誰もマネできない！）もしっかり堪能しつつ、代表曲“Royals”をたたみかける。アレンジを加えた同曲ではとてつもないグルーヴを生み出し、会場のボルテージは頂点に！ “Team”では紙吹雪が舞い、歓喜の渦で会場は幸福感に包まれる。 “A World Alone”でクライマックスを迎え、彼女の日本デビューは堂々と幕を閉じた。次はぜひグリーンかホワイトで！ 彼女の成長が非常に楽しみとなるショーとなった。
（text by Qetic・Taisuke Yamada）
Setlist
01. Glory and Gore
02. Biting Down
03. Tennis Court
04. White Teeth Teens
05. Buzzcut Season
06. Swinging Party
07. 400 Lux
08. Ribs
09. Royals
10. Team
11. A World Alone
（photo by 横山マサト）
