<FUJI ROCK FESTIVAL’15>
2015.07.25(SAT)
GLIM SPANKY@RED MARQUEE

2日目<フジロック>は、本気のロックからはじまった。

晴天となった2日目の朝。リハーサル中のGLIM SPANKYを見ようとレッド・マーキーの周りにはすでにたくさんの人たちが集まっていた。開場すると2人は今回が初の<フジロック>とは思えないほど、堂々たる立ち振る舞いでステージに上がってきた。“サンライズジャーニー”ではじまり、松尾レミのハスキーな声に、亀本寛貴がアレンジを加えたギターを鳴らし、バンドのサウンドがズッしりと体に響いてくる。次の“焦燥”を終えると午前とは思えないほど集まった多くの人たちで沸きたち、“ムーブオーバー”で完全に会場はロックされた。演奏の合間に亀本が手拍子を煽ると、隣にいた外国人たちも、遥か後方に見える人たちまでも手を挙げ、歓声をあげている。最後の曲となった“大人になったら”の演奏前に少しばかりのMCで松尾が発した、「日本語で世界に勝負をかけます!」の言葉に会場はさらに沸き立つ。最後には全員がドラムを囲み、ギターをかき鳴らしこれぞロック! と気持ちよい音圧を与えてくれた。2日目の一発目となったGLIM SPANKYだが、集まった人たちに対しロックでぶつかり、強烈なインパクトを残したことは間違いないだろう。

Setlist

01.サンライズジャーニー
02.焦燥
03.ダミーロックとブルース
04.MOVE OVER
05.褒めろよ
06.リアル鬼ごっこ
07.大人になったら

堂々たる振る舞いのGLIM SPANKY。フジは世界の通過点 #fujirock IMG_4052

堂々たる振る舞いのGLIM SPANKY。フジは世界の通過点 #fujirock IMG_3944

RELEASE INFORMATION

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text by Mako Masaya
photo by Tsuyoshi Ikegami