いに7月! いよいよ<FUJI ROCK FESTIVAL’13(以下、フジロック ’13)>の開催まで1ヵ月を切りましたヨ! すでにタイムテーブルも発表され、自分オリジナルのスケジュールを組み立て始めた人も多いことでしょう。もちろん、そのスケジュールを組むポイントとして、どのアーティストを観るのかが重要ですよね。観たいアーティストが多すぎてスケジュールが被りまくっちゃうパターンや、逆に「コレ!」というアーティストが分からず行き当たりバッタリでライヴを観よう、というパターンなど色々あると思います。

そこで、今回の特集第2弾では、Qetic的に「コレミトケ!」な注目アーティストを紹介! もちろん、全日程どれも素晴らしいアーティストが出演しますが、その中でもクセ者揃いのQeticチームがあの大物アーティストから絶対に見逃せない新人アーティストまでを熱く語っちゃいます!! 是非スケジュールを組む時に参考にしてみて下さい~♪

Qeticオススメ<フジロック’13>注目アーティスト!!

【特集】今年の<フジロック>は何観るべき? Qeticライター&編集部が注目する「コレミトケ!」なアーティストを紹介!! music130704_frf_cat_power-200x200 CAT POWER / キャットパワー
出演:3日目 20:35~ ホワイトステージ

昨年、オリジナル・アルバムとしては6年ぶりとなる傑作『サン』をリリースし、衝撃的なベリーショート・ヘアでプロモ来日も果たしたショーン姐さん。体調不良でワールド・ツアーを軒並みキャンセルするなど心配事も尽きませんでしたが、完全復活と共にまさかの〈フジロック〉初出演…(涙)。2010年のジャパン・ツアー(大阪にも追っかけましたよ!)では、ダーティー・デルタ・ブルースと共に色褪せぬビター・ヴォイスを響かせてくれたものですが、最近のツアーは盟友グレッグ・フォアマン(Key)以外のメンバーがすべて女性という新編成でまわっているそう。相対性理論とエックス・エックスに挟まれるという不思議なポジションではありますが、「3日目のホワイト」といえばこれまでも数々の名場面を生んだ聖地。吸血鬼をスルーしてでも見る価値は充分すぎるかと!

(by UK)

【特集】今年の<フジロック>は何観るべき? Qeticライター&編集部が注目する「コレミトケ!」なアーティストを紹介!! music130704_frf_vampire_weekend-200x200 VAMPIRE WEEKEND / ヴァンパイア・ウィークエンド
出演:3日目 19:20~ グリーンステージ

新作『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』が5月にリリースされてから、僕はこの作品ばかり聴いている。予想を遥かに上回る作品としての圧倒的な深化は、まだ消化仕切れない程だ。10年に1枚にあるかないかの領域に達していると言っても過言ではない本作が、2作連続となる全米初登場1位という結果に繋がったことは実に嬉しい限り。と同時に今作のサウンド・アレンジの妙はライヴでの表現が難しいのも事実。昨今のライヴ映像を観る限りではまだまだ苦労している印象。ただ昨日のグラストンベリーでのパフォーマンスでは大分アレンジにも磨きが掛かってきた感じで、<フジロック>までに更に完成度を高めてくるはず。<HCW>ではジョージ・ワシントンの絵画を横断幕に使用したようにFRFでも作品の裏テーマである「時間」、「アメリカ」、「宗教」を読み解くヒントも何か仕掛けられるかも。これからのアメリカを背負うだろうこのバンドをあなたは見逃すつもり??

(by Keigo SADAKANE)

AIMEE MANN / エイミー・マン
出演:2日目 12:30~ グリーンステージ

映画『マグノリア』で一躍有名になったエイミー・マンをようやく観れる、、、。しかも<フジロック>で、、、。思い起こせば当時中学生だった自分は、アカデミー賞の舞台で淡々と“セイヴ・ミー”を歌っている彼女に感電した。多様な音楽性を内包した楽曲や語彙豊かな歌詞、独特の佇まい、そして美女というより、どこかはアンニュイで忘れ難い容姿。もはやある意味、天使(!)。いやタイプではないのだが、不思議な吸引力を持つそんな彼女のニュー・アルバム『チャーマー』は、キャリア最大の傑作と言っても過言ではない内容だった。初めて赤い実が弾けたあの瞬間から13年、遂にすずき、エイミーに会う。

(by とりいそぎのすずき)

【特集】今年の<フジロック>は何観るべき? Qeticライター&編集部が注目する「コレミトケ!」なアーティストを紹介!! music130704_frf_savages-200x200 SAVAGES / サヴェージズ
出演:3日目 15:45~ ホワイトステージ

ロンドンで結成された女性4人組バンド、サヴェージズを僕は大プッシュします。ポスト・パンクとかジャンルの話はさて置き、まずは彼女等のライヴを見てください。攻撃力半端ないです。 カリスマ性抜群のボーカル、鋭いギターリフ、重いベース、細かいリズムを完璧に刻むドラム、あれを生で目撃したら誰もが彼女達の虜になるはず。ちょっと雨なんかも降っていたらいいな~なんて思ったり。ちなみにフジより一足先に彼女達の事を知りたい方はこちらのインタビュー&ライヴ・レポートをチェックです! 3日目のホワイト・ステージに登場。

(by Taisuke Yamada)

【特集】今年の<フジロック>は何観るべき? Qeticライター&編集部が注目する「コレミトケ!」なアーティストを紹介!! music130704_frf_gaslamp_killer-200x200 THE GASLAMP KILLER / ザ・ガスランプ・キラー
出演:1日目 03:00~ レッドマーキー[PLANET GROOVE]

URYYYYY!ではなく、ウィリアム・ベンジャミン・ベンサッセンことザ・ガスランプ・キラーがヤバい! 新作アルバムのジャケット写真のように「アレ、コレ、スタンド?」と錯覚するほど濃厚なDJスキルを持つLA発の超イケてるアーティストなんです。知ってる人は狂踊して、知らない人はそのブチ上がった変態ダンス・ザ・ワールドっぷりを目撃して肉の芽を埋め込まれた気分になりましょう★ しかも、ドラゴンボールのコスプレをした事でライトユーザー層のココロを掴んだフライング・ロータス(この二人めちゃ仲良し)も同日のホワイトに出演するので、深夜レッド・マーキーはイロンナ化学変化が起っちゃうカモ!? あ、ちなみにガスランプ先生とDIO様は一切関係ありません。

(by 白味)

SKINNY LISTER / スキニー・リスター
出演:1日目 17:30~ カフェ・ド・パリ
2日目 15:30~ ヘブンステージ

近年の<フジロック>で何が楽しいって、レーヴェンやオンダ・バガ等、ジプシーの香り漂う素晴らしいお祭りバンドを追っかけることですよ。彼らは毎日どこかしらのステージに出演しているので、時間が合えばその分足を運ぶんですけど、そうするといつの間にか一緒に曲を歌えるようになっていくんですよね。あとはそのバンドの追っかけ仲間が自然とできるのも嬉しい(笑)。ということで、私が今年ロックオンしているのはスキニー・リスター。イギリス1忙しいバンドという彼らは、きっと今年の<フジロック>1忙しいバンドになるハズ。イギリスのパブにいるかのようなサウンドには、ついつい生ビールを片手に千鳥足で合唱したくなること間違いなし!!

(by ヤーマネ)

【特集】今年の<フジロック>は何観るべき? Qeticライター&編集部が注目する「コレミトケ!」なアーティストを紹介!! music130704_frf_ego_wrappin-200x200 EGO-WRAPPIN’ AND THE GOSSIP OF JAXX
エゴラッピン・アンド・ザ・ゴシップ・オブ・ジャックス
出演:3日目 20:30~ レッドマーキー

フジへの出演は2010年以来でしょうか・・・。今年はレッドマーキーの舞台に立つ彼女達! 4月にはアルバムもリリースし、その収録曲も聴きたいですね! そして、ケンドリック・ラマー先生にも負けないラップを中納さんにはぜひとも披露していただきたい。笑。あとやっぱりレッドマーキーで 聴くならしんみりよりもアップテンポの曲でガン踊りしたいっす!!!

(by ナオミ)

【特集】今年の<フジロック>は何観るべき? Qeticライター&編集部が注目する「コレミトケ!」なアーティストを紹介!! music130704_frf_the_cure-200x200 THE CURE / ザ・キュアー
出演:3日目 21:30~ グリーンステージ

英国のカルト・ヒーローであり、唯一無二な伝説的バンド THE CURE。パンク、ニュー・ウェイヴ、ゴシックやオルタナティヴの祖であり、はたまたヴォーカルのロバート・スミスのボサボサの髪、真っ黒なアイシャドウ、三白眼、真っ赤な口紅といった風貌は元祖ヴィジュアル系・・。童貞時代に聴きまくったなぁ“Boys Don’t Cry”。あれからもう30年・・、もうボーイじゃないから泣きながら聴きます♪ ボォ~イズ・ドン・クラァ~イ!!

(by wb)

Kendrick lamar / ケンドリック・ラマー
出演:2日目 20:40~ ホワイトステージ

USでは最もアツいシーンにも関わらず、ヒップホップ・アーティストはホンっトに来日が少ないんすよ・・・そんな状況だからこそ、昨年最も評価されたラップ・アルバムを出したケンドリックがフジに来日するのは快挙と言っていいのでは!! ギャングスタゆかりの地コンプトンに出自を置きながらクリーンなアティチュードを表明する聡明さを持ち、Nasを引き合いに出される稀代のリリシストでありながら、緩急自在でメロディアスなフローを持つケンドリックに死角はない! レディー・ガガを筆頭に同業者をも骨抜きにする圧倒的なステージングを体感せよ!(後にはジュラシック5も出るしね!)

(by Yu Nakazato)

Event Information

FUJI ROCK FESTIVAL’13
2013.07.26(金)、27(土)、28(日)@新潟県 湯沢町三国202「苗場スキー場」

★オフィシャルツアー第三期受付中!
~2013.07.08(月)15時まで
※但し、受付プランに限定あり