〈Stones Throw〉からレーベル初となるブラジリアンアーティスト、ゲイブリエル・ダ・ロサ(Gabriel da Rosa)のデビューアルバム『É o que a casa oferece』が2月17日(金)にリリースされた。
Stones Throwより濃密なボッサを味わえる一枚がリリース
ブラジル南部にあるクルス・アルタの田舎で育ち、伝統的なブラジル音楽に魅せられたゲイブリエル・ダ・ロサ。本国で音楽活動をしたのちにLAへと移ってブラジルのレコードをキュレーションするDJ活動を開始し、〈Stones Throw〉の創設者であるピーナッツ・バター・ウルフ(Peanut Butter Wolf)と意気投合を果たしたことによって、このプロジェクトは動き始めた。
デビューアルバム『É o que a casa oferece』には、セウ・ジョルジ(Seu Jorge)やロドリゴ・アマランテ(Rodrigo Amarante)など世界的に注目されるアーティストの名コラボレータであるペドロ・ドム(Pedro Dom)や近年レアグルーヴ的観点から再評価が進むブラジルの伝説的バンド、アジムス(Azymuth)のドラマーであるイヴァン・コンチ(Ivan Conti)が参加。さらにエンジニアはビースティ・ボーイズ(Beastie Boys)の作品でも知られるマリオ・C(Mario C)が担当した。
本作では、ゲイブリエルがブラジルを離れて慣れ親しんだ音楽を再解釈し、現代的なエッジを加えた伝統的なブラジルのボサノヴァやサンバが堪能できる。そしてゲイブリエルにとってのボサノヴァの魅力──聴くことで幸せな感情や記憶を呼び起こす音がアルバムを通して奏でられているという。西海岸の空気を通過したその濃密なボッサを、是非チェックしてほしい。
Gabriel da Rosa – Cachaça
Gabriel da Rosa – Bandida
Gabriel da Rosa – Jasmim Parte 1
RELEASE INFORMATION
É o que a casa oferece
2023.02.17(金)
Gabriel da Rosa
〈Stones Throw〉
【TRACKLIST】
1. Bandida
2. Idiossincrasia
3. Jasmim Parte 1
4. Interlude(that’s a shame)
5. Jasmim Parte 2
6. Batuque
7. So You Can See Me
8. Dona Chica
9. Cachaça