あきらめ、からの逆ギレ。
死に体、からのクロスカウンター。
餓鬼レンジャーという存在からは、
いつもそういうヤケクソな前向きさを感じます。
いよいよ、彼らの音楽が必要とされる時代になってきたのではないでしょうか。
ー Bose（スチャダラパー）
聴くモノの聴覚を刺激して止まない変幻自在なラップ・フロウを持つポチョムキン、固く踏まれた韻から展開される硬質のラップが特徴的なYOSHIという対照的な2MC。打ち込みとオリエンタルな音感がビートを基調とするGPと、サンプリング・オリエンテッドな楽曲を得意とするDJ High Switchの二人のDJ／プロデューサー陣。そういった対照的なカラーがラップの、そしてトラックの軸となり、カラフルで楽曲を展開し、00年代前中盤のヒップホップ・シーンに大きな足跡を残し、現在にも大きな影響を与えるグループが餓鬼レンジャーである。
そんな彼らが遂にデビュー15周年に大復活を遂げ、最新アルバム『Weapon G』をリリースした。日本のHIP HOP界の常識を覆し続けた餓鬼レンジャー。待望の新曲2曲にこれまでのアルバムの中からメンバーがセレクトした餓鬼レンジャー大全とも言えるボーナス・トラック19曲（!?）のベスト曲を加えた計21曲を網羅した大復活アルバム『Weapon G』。
そこから新曲“まずは空手チョップ”のミュージックビデオも公開され、話題を呼んでいる。ヒップホップでは禁断、掟破りとされていた全編リップシンクなし、全篇超スロー、はてはメンバー3人のうち2人は欠席、更にただ一人登場するポチョムキンは全身ヤンキーの知る人ぞ知るトップ・ブランド「ガルフィー（GALFY）」をまとって「まずは空手チョップ」という餓鬼レン流の異次元ワールドで突飛な役柄を演じるなど、他に類をみない内容にファンも諸手をあげて彼らの待望の復活を祝っている！！
過去のアルバム4作、マキシ・シングル4作もiTunesで配信開始され、勢いそのままにTOWER RECORDS渋谷店にて餓鬼レンジャーのミニライブ＆サイン会が6月28日（金）に19時から開催することも決定。アルバム購入の方に先着でサイン会参加券を先着で配布される。シーンに風穴を開ける餓鬼レンジャー待望の復活、アナタも一緒に参戦していくしかない！
