＜第58回グラミー賞＞の見どころを、様々なアングルから検証！！

ガガによるボウイ追悼も。一夜限りの豪華絢爛なライヴ・パフォーマンス

錚々たるアーティストが一堂に会する＜グラミー賞＞ですが、最大の目玉にしてハイライトといえば豪華絢爛なライヴ・パフォーマンスでしょう。つい先日アナウンスされたのは、テイラー・スウィフトとリアーナの2人。テイラーはすでに出演が確約しているケンドリックとのコラボにも期待が膨らみますし、リアーナは1月に約3年ぶりのニュー・アルバム『アンチ』をデジタル・リリースしたばかりで、今月末には大規模なワールド・ツアーも控えているとあって注目度は段違いです。もちろん、＜第54回グラミー賞＞で6冠を制覇したアデルも見逃せませんね！

リアーナ official photo by Paolo Roversi

他にもジャスティン・ビーバーとスクリレックス＆ディプロ、ピットブルとトラヴィス・バーカーとロビン・シック、アリス・クーパーとジョニー・デップとジョー・ペリーからなるスーパーグループ＝ザ・ハリウッド・ヴァンパイアズ、ジェイムス・ベイ、アンドラ・デイ、エリー・ゴールディング、ブロードウェイ・ミュージカル『ハミルトン』のキャスト（「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」にノミネート）、サム・ハント、トリー・ケリー、キャリー・アンダーウッド、ザ・ウィークエンド、リトル・ビッグ・タウンといったアーティストのパフォーマンスが決定しており、フェスさながらの豪華さで今すぐ現地に飛んでしまいたいほど。スティーヴィー・ワンダーやファレル・ウィリアムスら、オールスターでライヴを披露した2年前のダフト・パンクは伝説的でしたが、今年はそれを超える奇跡の瞬間は見られるのでしょうか……？

▶ Daft Punk Pharrell Williams ft. Stevie Wonder 2014

昨年末から音楽シーンには信じられないような訃報が相次いでいましたが、レディー・ガガが1月に死去したデヴィッド・ボウイの追悼パフォーマンスを行います。また、「年間最優秀アルバム」にノミネートされているクリス・ステイプルトンが、ゲイリー・クラークJr.やボニー・レイットと共に昨年5月に死去したブルース界のレジェンド、B・B・キングに捧げるパフォーマンスも予定。もしかすると、2月3日に他界したモーリス・ホワイト（アース・ウインド＆ファイアー）のトリビュートも挟まれるかもしれません。そう、彼らが残してくれた音楽は永遠に生き続け、我々リスナーを魅了するのです。

レディー・ガガ (c)Inez & Vinoodh

いかがでしたか？　グラミーを制する者は、洋楽を制す。今後の音楽シーンの未来を占う上でも、＜第58回グラミー賞＞はチェック不可避のビッグ・イベント。あなたも今年の受賞者を予想しながら、＜グラミー賞＞をとことん楽しんでみては？？

text by UK