ルバム『宇宙戦艦ラブ』から2年4ヶ月、ギターウルフの11枚目のフルアルバムが遂に完成した。タイトルは『野獣バイブレーター』――野獣となって地球のロックファンを震わせるべく産み落とされた。ブルース、ロックンロール、パンク、ハードコア、ロカビリー、サイケディック、ノイズというカテゴライズ不能な、ギターウルフというジャンルとしか言い様が無い熟成されたオリジナルな楽曲が満載だ。

時空を超えたラブソング“メソポタミアロンリー”、バイクのタンクの中で揺れるガソリンへのララバイ“ガソリン子守歌”、すでにライヴの定番になっているサイコビリーホラー“幽霊ユー”、ロボットへのセンチメンタルな思いを馳せる“ロボットマリア”、ウルフ初のマイナー・コードを使用した曲“サファイヤCITY”、遂に時代劇にまで手を出してしまった戦国ロックンロール、タイトルも最強“マグマ信長”、惑星ハートを極悪にしたその名も“ゲロナイト”、そしてシンセまで入った宇宙シリーズ最新作“地球 VS エイリアン”、パフィートリビュートに提供した“女マシンガン”も収録。ウルフの本性が剥き出しとなった猛毒なアルバムが完成した。エンジニアは朋友「中村宗一郎氏」だ。Qeticでは世にリリースされる直前、野獣と化している彼らにインタビューを遂行。後日掲載予定なので楽しみにしていてほしい。

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