蓮沼執太フィルが約5年ぶりとなる3rdアルバム『symphil|シンフィル』を3月22日(水)にリリースした。
前作より約5年、蓮沼執太フィルが3rdアルバムをリリース
前作『Phil Plays Phil』のリリース以降、<FUJI ROCK FESTIVAL’19>への出演や<東京2020パラリンピック開会式>への出演、2022年末の恵比寿ガーデンホール公演<消憶>などより一層勢いを増してアクティブする蓮沼執太によるメインプロジェクト・蓮沼執太フィル。
約5年ぶりとなるアルバムの全編を通してのテーマは「回復」と「共在」がコンセプト。現代社会の状況に対して、変化や抵抗などをしようとせずに、どのように寄り添って、理解していきながら、状況を作っていけるだろうか。2022年夏の数年ぶりの蓮沼執太フィルのレコーディング作業、およびレコーディング中の期間しばらく会っていない人々、友人や仲間たちとの対話や喪失などがキッカケとなり、このコンセプトが出来上がった。
アルバムには、先行でリリースされた“HOLIDAY”や“Eco Echo”、“呼応”に加え、羊文学の楽曲に蓮沼執太フィルが参加した“マヨイガ”のセルフカバーなど全10曲を収録。ミックスは、メンバーでもある葛西敏彦、マスタリングはデイブ・クーリー(Dave Cooley)、ジャケットのイラストはジョアンナ・タガダ・ホフベック(Johanna Tagada Hoffbeck)、デザインは佐々木暁が手掛けている。
早期予約特典も|先行曲「GPS」配信開始
加えて、『symphil|シンフィル』の早期予約特典施策がTOWER RECORDSにて開始。2月19日(日)までにTOWER RECORDSで予約すると<Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra「LIVE ARCHIVES 2019-2022」>と題したライブ公演のアーカイヴスDVD(全6曲程度収録予定)がもれなく貰えるキャンペーンとなっている。現在予約受付中だ。
また、アルバムより“GPS”が本日より配信開始された。「自分の存在、他者の存在を認め合うこと」がコンセプト。サウンド面では蓮沼自身がピアノだけではなく、様々なシンセサイザーやパーカッションを演奏している。従来の蓮沼執太フィルで奏られる生楽器によるオーガニックな響きがありながらも、それらを超えて、15人によるアンサンブルのサウンドが新しい形で響いている一曲だ。ぜひチェックしていただきたい。
Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra replays “IBM” composed by Toshi Ichiyanagi at Sogetsu Hall
RELEASE INFORMATION
symphil|シンフィル
2023.03.22(水)
蓮沼執太フィル
CD/Digital
DDCB-13054
〈B.J.L. X AWDR/LR2〉