<HCW>を再び彩ってくれる「カムバック組」から、最新コメントが到着!!

BLOC PARTY(第2回<HCW>から3年半ぶりの出演!)

インタビュー回答者=ラッセル・リサック(ギター)

<HCW>新章突入!?主催者とカムバック組のコメントから見どころに迫る music151102_hcw_sub1

——以前<HCW>に出演してみて、どんな印象を持ちましたか?

個人的には、すごく楽しかった。会場も綺麗で、お客さんもとても熱が入ってエキサイトしていたしね。

——世界中の様々なフェスティバルやイベントに出演してきた中で、<HCW>が“特別”だと感じる点は何ですか?

たいていのフェスっていうのは野外でたくさんのステージがあって、たくさんのバンドがいてっていう感じだけど、HCWの会場はもっと親密で一線を画してるように思う。

——前回<HCW>で来日した時の、忘れられないエピソードを教えてください。

前回はホット・チップと一緒だったと思うんだけど……。長い間彼らのファンだったのに10年近く彼らのライヴを見たことがなかったから、彼らのライヴをようやく見ることができてすごく嬉しかったよ。あと、僕の友達でもある日本のバンド、Heavenstampも会場に来ていたから、彼らの前でパフォーマンスできたのは良かったな。

——今回<HCW>へカムバックするに当たって、みなさんの意気込みを聞かせてください。または、いち観客として楽しみな他の出演者は?

僕らの友達、ミステリー・ジェッツを見るのが超楽しみ。何年も前にUKを一緒にツアーしたから、また彼らのライブを見て一緒に遊びにでも行けたら楽しいだろうね。だから、意気込みとしてはミステリー・ジェッツと日本酒を飲むぞ! ってとこかな。

——新編成となってからは、初めての日本でのライヴですね。そして会場の<スタジオコースト>といえば、2007年3月に行った単独公演がファンの間では語り草となっています。今回はどんなステージ、セットリストで臨もうと考えていますか?

そうだね、ルイーズ(・バートル)とジャスティン(・ハリス)は日本に行ったことがないみたいだから彼らと日本に行けて嬉しいよ。1月にはニュー・アルバムも出るから、日本のファンに初めて新曲を披露することになるね。初めてライヴでプレイする曲もあるかも! もちろん、僕らの昔のお気に入りの曲もたくさんパフォーマンスするよ。

Bloc Party – The Love Within (Official Audio)

THE BOHICAS(第8回<HCW>から1年半ぶりの出演!)

インタビュー回答者=ドミニク・マクギネス(ヴォーカル&ギター)

<HCW>新章突入!?主催者とカムバック組のコメントから見どころに迫る music151102_hcw_sub2

——以前<HCW>に出演してみて、どんな印象を持ちましたか?

とにかくすごく良かった。UKやヨーロッパだとあんなにたくさんの人の前で演奏する機会はあんまりないからね。前回出たときはたしか早い時間の出演だったからオーディエンスもまだダラダラしてるかなって思ったんだけど、ステージに上がってみたらみんな思いっきり楽しむ準備ができてるってわかって、ホッとした。仕事がしやすかったよ(笑)。

——世界中の様々なフェスティバルやイベントに出演してきた中で、<HCW>が“特別”だと感じる点は何ですか?

俺らは日本出身じゃないから、地理的に「そこにいる」ってだけでもうぶったまげるんだよね。日本っていうロケーションだけで興奮する。それにヨーロッパのフェスに比べると、スタッフとかオーガナイザーの効率の良さがもう何光年も先を行ってるよ。

——前回<HCW>で来日した時の、忘れられないエピソードを教えてください。

前回HCWに出たとき、飲みに行ってそこで出会った2人の男と2人の女の子をバーが閉まっちゃったあとに俺らのホテルに呼んだんだよ。部屋にはショーのときに余った酒が大量にあったから、「まだまだ夜はこれからだ」って思ってさ。でもその中の一人の男が俺らの部屋にいることをあんまり楽しんでなくて、今にも消えたいって感じだったんだよね。そしたらほんとに消えちゃったわけ。そいつの友達は奴がどこに行ったかを俺らに聞いてきたんだけど、もちろん知るわけがないし。ホテルの部屋もそんなに広くはなかったから彼が消えたって気づかなかったのは余計妙だったんだよ。

でもそのうちトイレのドアに鍵がかかってて、向こう側からなんの返事もないことに気づいたんだよね。だからブレンダン(・ヒーニー)がコインを使ってドアを開けたんだ。そしたらそのフーディニくん(※米国のマジシャンで、鎖、手錠、拘束衣、あるいは錠をかけられたコンテナから脱出する能力で有名)が生まれたてみたいに丸裸でバスタブで体を洗ってたんだよ。なんで奴がそんなことをしてたのかわかんないし、どうしてそうなったのかもわからないんだけど、絶対一生忘れられない思い出だね。もしパーティーに行ったときに、そこにいたくなくなったら、俺も同じことをしようかと思ってる(笑)。

——今回<HCW>へカムバックするに当たって、みなさんの意気込みを聞かせてください。または、いち観客として楽しみな他の出演者は?

ミステリー・ジェッツを見るのが楽しみだね。ずっと彼らのファンだから、彼らの新作がリリースされるたびにすぐ聞くようにしてるんだ。彼らのソング・ライティングにはいつも惹きつけられるよ。彼らのライヴを見たのは2008年で『トゥエンティー・ワン』が出る直前だった。サウス・ロンドンのエレファント・アンド・キャッスルでの小さなショーだったけど、ホンット最高だったね!

——昨年の<HCW>、今年7月の<FUJI ROCK FESTIVAL>に続いて、早くも3度目の来日となりますね。ボヒカズにとって、日本のオーディエンスはどんな存在でしょうか?

日本でライヴをするときは、いつも何千人っていうオーディエンスの前でプレイさせてもらってる。そんなにたくさんの人の前でプレイする機会は地元に戻ると滅多にあることじゃないから、それって素晴らしいことだよ。お客さんも楽しんでくれているようだし! だけど、それだけの人数になると“親密さ”っていうのは少なくなっちゃうよね。実は俺らは、もっと距離が近くてステージからオーディエンスの白目が見えるような狭い会場で演奏する方が慣れてるんだ。いつか日本でも、そんな小さいハコで演奏できるチャンスがあったらいいな。

The Bohicas – The Making Of (Official Video)

Mystery Jets(第2回<HCW>から3年半ぶりの出演!)

インタビュー回答者=メンバー全員

<HCW>新章突入!?主催者とカムバック組のコメントから見どころに迫る mysteryjets

——以前<Hostess Club Weekender(HCW)>に出演してみて、どんな印象を持ちましたか?

正直いうとちょっとばかり曖昧な記憶なんだけど、すごい楽しかった! 日本のファンがしてくれる歓迎は他の国とはまったく別物だし、信じられないくらい美味しいご飯に連れて行ってくれる素晴らしい人たちがたくさんいる。日本に行くのは最高だっていつも思ってるよ。

——世界中の様々なフェスティバルやイベントに出演してきた中で、<HCW>が“特別”だと感じる点は何ですか?

屋内でのフェスっていう形態は珍しいけど<HCW>は本当にそれがうまくいってると思う。野外だと見過ごしがちなことにも、屋内だとバンドもオーディエンスも集中していられるからね。

——前回<HCW>で来日した時の、忘れられないエピソードを教えてください。

ザ・クリブスのライアンがズボンをおろされてたのを覚えてるよ。彼もまさか日本のオーディエンスにそんなことされるなんて思ってなかったんじゃないかな(笑)

——今回<HCW>へカムバックするに当たって、みなさんの意気込みを聞かせてください。または、いち観客として楽しみな他の出演者は?

意気込みは俺たちのできる限りのベスト・ファッキンショーをすることだね。あとは日本とのオールド・ロマンスを再燃させること。

——前回出演した<HCW>では、観客はシンガロング & 拍手で大盛り上がりを見せていました。次の<HCW>では何を期待していますか? また2016年1月22日(金)にリリースを予定している、ニューアルバム『カーヴ・オブ・ジ・アース』についても教えてください?

日本でライブをするのはいつだってとてつもなくゾクゾクさせられるよ。前回のライブからかなり長い間が空いちゃったから、ファンのみんなも俺たちも今まで以上に燃えるんじゃないかな。1月にリリースされる新作はこの3年間に俺たちが経験してきたことすべてのことを蒸留したような作品なんだ。バンドとしての初期のころに影響を受けたもの、例えばピンク・フロイドからキング・クリムゾンまでをニューメンバーであるジャック・フラナガンと共に振り返った作品でもあるね。この作品『カーヴ・オブ・ジ・アース』はバンドにとって新しい章の始まりと呼ぶにふさわしいものだと思うから、<HCW>でのライブもできるだけ多くの新曲を披露するのは確実だね。

Mystery Jets Album Trailer(Curve of the Earth Album out January 22nd 2016)

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