フィッシュマンズをはじめ多数のレコーディングやライブセッションに参加したHONZIのソロ作品2タイトル、『one』(1996 年ポリスター)と『Two』(2000 年HIFUMI Records)の同時配信が決定した。『映画:フィッシュマンズ』の公開日と同様7月9日(金)より配信がスタートする。
HONZI『one』と『Two』のダブル配信が決定!
HONZIのソロ作品『one』は、1996年に発表した1stソロアルバム。サウンドプロデュース及びエンジニアをZAKが担当し、ЯECK(FRICTION)、内橋和久(渋さ知らずオーケストラ)、恩田晃(フィールドレコーディング/カセット・メモリーズ)、横川理彦など鬼才アーティストが参加した作品だ。カバーを除く楽曲をHONZIが作詞・作曲・演奏する多彩な才能を発揮した作品となっている。
『Two』は「出産のような感じ」とHONZIが話すように、茶色と水色と緑=空と土と自然の木がテーマとなっている。今作は生楽器で一斉に録音するという方法で「人間と楽器のもつ体温」、その場の空気さえも封じ込めた作品となっている。佐内正史の写真を使ったジャケットも含めて、テーマに沿った仕上がりとなっている。
フィッシュマンズの“いい言葉ちょうだい”、浜口庫之助“みんな夢の中”のカバーも収録しており、フィッシュマンズの茂木欣一も参加しているのでぜひチェックしてほしい。
彼女の光と影の世界に深く吸い込まれていく。あどけない少女のような歌声と、
どこまでも純度の高いヴァイオリンの響き。
学校からの帰り道に口ずさんだような、遠くの記憶を呼び覚ますような・・
あの屈託のない笑顔にまた会いたいね。
ー茂木欣一
人生最初に遭遇した、音楽に選ばれし人は、HONZIだった。
ジプシーの格好したパンクな天使は、今も変わらず美しい。
ーUA
HONZI あほで無邪気で愛おしい生き物
ど根性の塊 僕らの仲間
ーZAK
HONZIの歌を作るにあたって、真っ先に浮かんだ言葉は「透き通っている」であった。
演奏上手な人はいっぱいいるけれど、美しいか美しくないかは、透き通っているかどうかだ。 音に限らず、言葉、感性、性格、思想においてもそうである。透き通っている人が正しい。
ー早川義夫
垣根のない活動を続けたHONZIが、フレットのない軽量のヴァイオリンを選んだのは必然だったと思う。 今頃どこで遊んでるのかな。
ーリクオ
HONZIの大切な原点の一つが『one』と『Two』にある事がフィッシュマンズの映画を観てよくわかった。 そして何よりもみんなから愛されていたことがよくわかった。
あらためて、『one』と『Two』を聴きたくなった。
ーHONZI 兄 音楽プロデューサー 本地大輔
RELEASE INFORMATION
『one』(1996年ポリスター)
2021年7月9日(金)
HONZI
『Two』(2000 年HIFUMI Records)
2021年7月9日(金)
HONZI