YouTubeに公開された、謎のイケメン青年が歌う尾崎豊の「卒業」カバー動画が、不思議なギャップで注目を集めている。
話題のINTERSECTIONのメンバー、青山ウィリアム
「卒業」は1985年にリリースされた尾崎豊の名曲。リリースから30余年が経ち、時代は昭和から令和に。昭和の名曲を、ミレニアム世代の外国人がカバーするのはとても新鮮かつ、ギャップがある。めまぐるしく変わる時代と、自由を求める若者の普遍性。変わっていくものと変わらないもの、相反する2つの要素が不思議とマッチしている。
行くあてもなく夜の渋谷を彷徨いながら歌う、イケメン青年。何か不安を抱えているようなその瞳は美しく、壊れそうな儚さすら感じさせる。もっともナイーブで輝かしいこの青年期は、どこの国でも共通のものなのだろう。「仕組まれた自由に 誰も気づかずに」と歌う場面では、どこか諦めたような放心した表情にハッとさせられる。
彼の名前は青山ウィリアム(19)。アメリカと日本のハーフで、現在4人組ボーイズグループ・INTERSECTIONのメンバーとして活動している。彼はイケメン外国人ではなく、イケメンハーフだ。INTERSECTIONは、彼を含むメンバー4人全員がアメリカと日本のハーフ。デビューしてまだ日が浅いが、今夏にリリースされたアルバムのリード曲「You’re the Reoson」のミュージックビデオは、なんとYouTubeで400万再生されている。また、メンバーのミッチェル和馬が、Abema TV「オオカミちゃんには騙されない」に出演したことも、INTERSECTIONの名前を世に知らしめるきっかけとなった。
青山ウィリアムは、今回の尾崎豊のカバーに関して以下のようにコメントしている。
本ビデオで素晴らしい歌声と表現力を披露した青山ウィリアム、そしてINTERSECTIONの、今後の活動にも要注目だ。