自らのスタイルを「魔ミュージック」と提唱し、今年3月に高田馬場の「九州珠-KUSUDAMA-」による新鋭レーベル〈Hoodish Recordings〉から、ソロデビュー作『LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE』を発表、2022年9月には<りんご音楽祭>への出演が決定しているIRONSTONEが、2022年作・夏のビート集『DRILL PIECES Ⅳ』をリリースした。
気だるい目覚めから夢の中、そして2度寝まで…真夏のある1日を描いた1枚
本作は夏をテーマとし、DRILLならではの凶暴な808をぶん回しながらも、心地よく聴けるドリルビートを追求した作品に仕上がっている。冒頭からラストにかけて、真夏のある1日の気だるい目覚め、朝・昼・夕方・夜・深夜、夢の中へと突入する瞬間、夢の中、そして2度寝までを表現。BRONXやQUEENSを筆頭に、大ネタ使いのSAMPLE DRILLを基盤としながらも、Jersey ClubやAMBIENT要素も取り入れたSUMMER DRILL BEATS 10 TRACKSを収録。
今作はサブスクリプションでの配信はなし。同作にはダウンロードコードが付属しているものの、なんとCD-Rには、様々なギミックが施された全99トラックを収録。また、ダウンロードコードではCD-Rには未収録のボーナストラックが楽しめる。
13DR、META FLOWERなどアーティスト6名がシャウトで参加
1曲目のイントロには、ユニット13DR x IRONSTONEとしても活動するラッパー・13DRをはじめ、META FLOWER、DRIFT¥(東金B¥PASS)、CHEN THE PHARAOHの4人のMC、OG Militant Bらからのシャウトが収録。
ジャケットのキャラクターは、Shimazaki Junpei、文字はonanistが担当。インナー写真は、埼玉県秩父発祥の謎のBBQクルー・CCBBBQC、文字はジャケットと同じくonanistによるもの。CD-Rの盤面は全て本人による手書きとなっている。
ジャケットアートワークのイメージは「DARKTHRONEに影響を受けたPOWERVIOLENCEバンドのデモ」、インナーのイメージは「ゴアグラインドのジャケ」との事で、本作の内容とは全く関係のない個人的な趣向とのこと。
ぜひこの夏、IRONSTONEが唱える「魔ミュージック」を堪能してみよう。なお、QeticではIRONSTONEと彼のソロデビュー作『LET THE DOG IN THE HOUSE, LET THE HUMAN DIE OUTSIDE』に収録曲“HYPER BURN”で参加した愛染 eyezenのインタビューを公開中。こちらもぜひご一読を。
【MV】IRONSTONE – HYPER BURN feat. 愛染 eyezen
【MV】IRONSTONE – WTT feat. BDR
RELEASE INFORMATION
DRILL PIECES Ⅳ
2022.08.17(水)
IRONSTONE
FORMAT:CD-R+MP3 DL CODE
¥1,200(tax incl.)
【TRACKLIST】
1.INTRO~DIDN’CHA~
2.GYPSY
3.ELTS
4.MALIKA
5.anything
6.GRADIS
7.Buena Vista Ⅱ
8.Rock With U
9.SUNSET
10.OUTRO~SANDMAN~
〜99.
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