よ! 夏到来を高々と宣言するかのごとく祝祭的で輝かしく、かつどこか懐かしい青春の1ページを想起させる魅惑的なこのアーティスト写真を。彼らはJINTANA & EMERALDS(ジンタナ&エメラルズ)

2011年のクリスマスにひっそり発表されたフリーダウンロード音源で瞬く間に話題となり、2012年にリリースされた7インチ『HONEY/RUNAWAY』はJETSET総合ランキング1位で即完売、アーティスト含め多くのリスナーがこぞって絶賛し。アメリカの尖鋭音楽サイト「Tiny Mix Tapes」をはじめ、ブラジルの音楽サイトでも取り上げられるなど、一躍バズを巻き起こした。

あれから2年……。夏の予感と共に彼らが待望すぎるアルバムをひっさげて帰ってきます! 明日4月23日(水)にリリースされるファースト・アルバム『Destiny』を前に、JINTANA & EMERALDSの事を知らないアナタに、ちょっぴり彼らの魅力を教えてあげましょう! これが無いと夏は始まらないぜー!

ココがスゴイ! その1:メンバーが豪華!

ドリーム・グループとでもいうべき豪華面子! JINTANA & EMERALDSのココがスゴい! music140422_J-E_sub1

まずポージングからしてサマになる色男&色女、只者ではない……。そうなんです! JINTANA & EMERALDSのメンバーは、ドリーム・グループとでもいうべく豪華面子。横浜の音楽集団Pan Pacific Playa所属のスチールギタリストJINTANAがリーダーの元、DORIANやZen La Rockらへの客演でひっぱりだこなギタリストKashif、そして昨今のシティ・ポップ・リヴァイヴァル流行の火付け役でもある実力派シンガー・一十三十一、そして、(((さらうんど)))等でも活躍するCRYSTALに、少女時代や三浦大知など幅広くダンスミュージックの作詞/作曲/プロデュースをするカミカオル、さらには、阿部真美という名前で女優活動をしているMAMI! 3人の歌姫が織りなす美しいハーモニーに、男性陣によるメロウな演奏が絡み、どこまでもレイドバックした心地よい音楽を提供するのです……。大半の英詞を手掛けるdetroit babyという第7のメンバーもいたり、それもまた彼らの世界観を楽しむうえで重要な聴きどころなんです!

ココがスゴイ! その2:アートワーク、衣装、MV……。制作陣が豪華!

(前項に続いて)そう、彼らの世界観というのは非常に重要なキーワード。JINTANA & EMERALDSが誘う地上の楽園<エメラルド・シティー>には欠かせないビジュアルのアート・ディレクションはなんと、ファンタジスタ歌磨呂によるもの! そして、素晴らしい衣装ワークの数々はきゃりーぱみゅぱみゅ等も手掛けるファッションデザイナーの青木貴志 (MACARONIC)が手掛けているのです! さらに言えば、先日公開されたばかりの彼らのミュージック・ビデオ“Honey”は今まででんぱ組.inc“サクラあっぱれーしょん”、サカナクション“エンドレス”、Base Ball Bear“PERFECT BLUE”といったミュージック・ビデオを手掛けた事で知られる志賀匠によるもので、光と影を効果的に扱ったシンプルながらも耽溺してしまいそうなメロウな世界観を作り出しているのです……。うっとり☆

JINTANA & EMERALDS“Honey”

ココがスゴイ! その3:幅広いアーティストたちを魅了するその音楽性!

そして何よりこれが重要! メロウでスイート、そのあまりに心地よすぎる音楽性ゆえに国内外問わず、多くのエメラルズ・ファンもとい中毒者を生みつつあるという事。クレイジーケンバンドの横山剣から、PUNPEE、ceroの荒内祐など、幅広い世相から絶賛コメントを寄せられ、支持を受けているというところもまた彼らの魅力を表しています。その2にも関わってきますが、一般リスナーはもちろん、クリエイターにも愛されるからこその、この豪華な制作陣があるというわけですね。

究極のレイドバックを追い求める運命に導かれ、現代のチルアウト・ダンスミュージックとしてリデザインしていく彼らの音楽はきっと今、僕らにとって必要なオアシスに違いありません。ともにひとときの快楽に身を任せ、逃避……。いや、どこまでも淡い希望の予感に酔いしれながら、エメラルド・シティーの住人になるがごとく、この春~夏は、『Destiny』と共に最高の思い出を作りませんか?

(text by ピッツ)

Release Information

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