ャズの名門ブルーノート・レーベルへ移籍した前作『ノー・ビギニング・ノー・エンド』が日本でもジャズ・チャート1位、iTunes R&B/ソウル・チャート1位を獲得するなど、ジャズをベースにしながらも、R&B、ヒップホップ、ソウル等、ジャンルの垣根を飛び越え、その圧倒的な存在感を放つスモーキー・ヴォイスで全世界から大絶賛されたシンガー、ホセ・ジェイムズのニュー・アルバム『ホワイル・ユー・ワー・スリーピング』の発売が6月4日(水)に決定した。

NY、ブルックリンでレコーディングされた新作は、ホセとブライアン・ベンダーのプロデュースのもと制作され、前作にも参加したクリス・バワーズ(key)、ソロモン・ドーシー(b)、リチャード・スペイヴン(ds)に加え、新たにブラッド・アレン・ウィリアムズ(g)を迎え入れ、オルタナティヴなロックやフォーク、エレクトロニックなどの音楽が融合し、これまでのホセのスタイルとブレンドされた、全く新しいサウンドに仕上がっている。

「このアルバムは自分自身の好きな音楽全ての融合なんだ。たとえば、フランク・オーシャンやジェイムス・ブレイクのようなコンテンポラリーなアーティストから、ニルヴァーナやレディオヘッド、マッドリブといったアーティスト達のようなね。ステージ上で新しいことに挑戦することによって、僕が体験した新しい発見や喜びをみんなにも感じてもらいたいんだ。」 と語るホセは、シンガーソングライターとして新たなレベルへ達しようとしている。先にデジタル配信されたシングル“エヴリ・リトル・シング”は、エッジの効いたギターがイントロから突き刺さる、アルバムの中でも最もロック、エレクトロニック色の強い作品に仕上がっている。

アルバムの中には、レーベルメイトとなったトランぺッターの黒田卓也をフィーチャーした、前作のサウンドの気配が残るアル・グリーンのカヴァー曲“シンプリー・ビューティフル”や、ボーナス・トラックにはヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァー曲“フー・ラヴズ・ザ・サン”も収録。

さらに、日本盤スペシャル・ボーナストラックには、日本が誇る歌姫である椎名林檎とコラボレーションを果たした書き下ろしの新曲“明日の人”を特別に収録している。椎名林檎がホセのライヴを観に訪れたことがきっかけでお互いが知り合い、相思相愛で今回のプロジェクトが実現したそうだ。

どこか日本特有の哀愁感が漂う、男女の儚い別れを描いた唄で、ヒップホップビートにエレクトロニックとアコースティックなサウンドが絡み合った逸品。オフィシャル・サイトでは現在、試聴も可能だ。そして、7月にはこのアルバムを掲げた来日ツアーが早くも決定。東京、横浜、名古屋、大阪とツアーを回る。来日公演前に、まずはニュー・アルバムをぜひチェックしよう。

Release Information

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Event Information

ホセ・ジェイムズ ジャパン・ツアー
2014.07.22(火)@コットンクラブ
2014.07.23(水)@モーションブルー横浜
2014.07.25(金)@ブルーノート東京
2014.07.26(土)@ブルーノート東京
2014.07.27(日)@ブルーノート東京
2014.07.29(火)@名古屋・ブルーノート
2014.07.30(水)@大阪・梅田クラブクアトロ