映画監督、ウディ・アレン(Woody Allen)の養女ディラン・ファロー(Dylan Farrow)がジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)が「Time’s Up」に参加しているのにも関わらず、ウディ・アレンと仕事をしていることを批判しています。
ディラン・ファローは養父であるウディ・アレンより性的虐待を子供の頃に受けていたことを以前に告白していました。これに対して、ウディ・アレンは性的虐待を否定。
しかし今回「Time’s Up」、「Me too」といった過去のセクハラ被害を告白したり、女性の権利を守る運動の盛んになったりしている中、ディラン・ファローのインタビューが放送。ウディ・アレンから性的虐待を受けたと再度主張。
Dylan Farrow Details Alleged Abuse By Woody Allen In 1st TV Interview
これに、対してウディ・アレンも声明文を発表。
「Time’s Up」ムーブメントを利用して過去のセクハラ疑惑を蒸し返そうとしている。性的虐待を加えていないし25年前にすでに捜査も終了していると主張しています。
ジャスティン・ティンバーレイク「Time’s Up」運動を支援
ジャスティン・ティンバーレイクはセクハラの撲滅を訴える「Time’s Up」運動のピンを装着してゴールデングローブ賞のレッドカーペットに登場。
最近公開された“Supplies”のMVの冒頭のシーンには女性の権利を訴えるスローガンが含まれています。
Justin Timberlake – Supplies (Official Video)
しかし、ジャスティン・ティンバーレイクはウディ・アレン監督作『Wonder Wheel』に出演していました。
ジャスティン・ティンバーレイクの矛盾した行動を批判
ティンバーレイクがTwitterに「誰かは説明してほしんだけど『ケーキを欲しいと思って、それを食べたいと思う』。ケーキに対してどうすればいいと思う?」投稿。
これは「ケーキを食べたらケーキを持っていることはできない=ケーキは食べたらなくなる」という「矛盾することを同時に2つ実現することは不可能」という意味のことわざ。
この投稿に対してディラン・ファローは「そのことわざの意味はたとえば、性的搾取を行う人を賞賛しながら、#TIMESUPをサポートできないということよ。」と返信。
矛盾した行動を批判するかのような返信を行なっています。
The saying means, for example, you can’t support #TIMESUP and praise sexual predators at the same time. You can’t retain your credibility as an activist (i.e. – retain the cake) and, at the same time, praise a sexual predator (i.e. – eating the cake).
— Dylan Farrow (@RealDylanFarrow) 2018年1月23日