カニエ・ウェストが新曲でテイラー・スウィフトを有名にしたのは自分だと歌い、過去の確執を蒸し返そうとしているようだ。11日(木)にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われた『イージー』シーズン3のファッションショーでニューアルバム『ザ・ライフ・オブ・パブロ』を初披露したカニエだが、その中の『フェイマス』という曲の中で「俺は今でもテイラーとセックスしたいかも/なぜかって? 俺がアイツを有名にしたから」と挑発的なラップをしている。
曲の披露後、非難を受けたカニエはこの曲のリリースの前月にテイラーに対して歌詞の内容が「冗談」であることを伝え、許可を求めて連絡していたと主張しているとTMZ.comは伝えていたが、これに対してテイラーの代理人はビルボード誌に「カニエから承認は求められていませんが、テイラーのツイッター上で『フェイマス』というシングルを発表してくれと頼まれました。テイラーはそれを拒否し、強い女性嫌悪のメッセージを含むような曲をリリースすることは止めるように忠告していました。テイラーは『俺があのビッチを有名にした』という実際の歌詞はまったく知らされていませんでした」と話している。
この物議を醸す歌詞の内容を受け、実際にそのファッションショーの場にいたテイラーの友人ジジ・ハディッドはすぐにツイッターにテイラーを擁護するコメントを出しており、「私が出席していたことは、そこでかけられた音楽で歌われている内容に同意していることを意味するわけではないわ。私の友達は私がそんなことしないって分かっているから」と綴っている。
カニエは2009年の<MTVビデオ・ミュージック・アワード>でテイラーが最優秀女性ビデオ賞を受賞した際に受賞スピーチを妨害したことで、テイラーとの間に確執を起こしていた。
Final track list for The Life Of Pablo pic.twitter.com/PMH94MAAeJ
— KANYE WEST (@kanyewest) 2016, 2月 11
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