カニエ・ウェスト(Kanye West)が2016年11月に入院したためにキャンセルされた<Saint Pabloツアー>に伴う保険金1000万ドル(約11億円 ※1ドル=110円で計算)の支払いを巡り保険会社と法廷で争い敗れたことがわかった。

カニエ・ウェストは、2016年11月19日(土)にカリフォルニア州サクラメントで行われたライブに1時間半も遅れて登場し、当時大きな注目を集めていたアメリカ大統領選挙を語ったほか、ビヨンセ、ジェイ・Z、ヒラリー・クリントンを口撃。ライブは、短時間で終了となるという出来事があり、その後、カリフォルニア州立大学のメディカルセンターへの入院が発表されツアーの残りの日程がキャンセルとなっていた。

カニエ・ウェストとその会社Very Good Touring, Inc.は、マリファナの利用を理由とする保険金の不払いを不服として訴えたが、カリフォルニア州裁判所に棄却されたと報じられている。

また、カニエ・ウェストは最近、アルバム『ザ・ライフ・オブ・パブロ』がジェイ・Zが運営するストリーミング・サービス・タイダルに150万人の新規契約者をもたらしたとして300万ドル(約3億3000万円)の支払い求めており、タイダルを離脱するのではないかと報じられていた。

Kanye West – Fade (Explicit)

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TIDAL