デビュー9周年を迎えた6月23日にプライベートレーベル〈ELA(エラ)〉を立ち上げた木村カエラ。そのレーベル立ち上げ第1弾作品として、10月30日(水)にリリースされる自身初のコラボカバーアルバム『ROCK』の世界観を凝縮したミックス・ミュージック・ビデオが公開された。
来年は10周年という節目の年。自らのルーツのなかでも影響・刺激を受けたといえる60年代~70年代~80年代の海外の音楽を背景に、各時代においてその存在、生き方に強烈な個性を残した海外アーティストたちの楽曲を、自身の大好きな国内外12組のアーティストとともに共演しカバーするという内容になっている。
待望のリリースを前に公開されたのは、3曲を繋いだミックス音源をベースに作成された“ミックス・ミュージック・ビデオ”。収録曲の中から80年代を代表する曲であるa-ha(アーハ)“テイク・オン・ミー”を岡村靖幸とコラボ。そして、70年代ではLipps,Inc.(リップス・インク)の“ファンキー・タウン”を石野卓球と、60年代はThe Velvet Underground(ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)“サンデー・モーニング”を細野晴臣とコラボレーションしている。
映像はなんと1,000枚を優に超える作画を繋いで作り上げたアニメーションで制作されており、ファッションブランドのプロモーションムービーなどを手掛ける近藤大介(birdseed Inc.)が監督・ディレクターとしてプロジェクトをまとめ、6チーム・計19人の作家が同時に作画を行いながら、延べ240時間を費やして生み出された作品となっている。
そして冒頭部分では、アニメと実写のミュージック・ビデオの先駆けとして、当時MTVで6部門の賞に輝いた“テイク・オン・ミー”のアニメ部分を見事にオマージュしており、原曲のミュージック・ビデオを知っている人にとっては、思わずニヤリとしてしまうことだろう。カエラ本人がアニメーションで登場するのは“テイク・オン・ミー”と“サンデー・モーニング”。アニメで描かれたカエラにも注目してほしい。
『ROCK』“テイク・オン・ミー~ファンキー・タウン~サンデー・モーニング”
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※「xxx」は「with kisses to」と読む
Release Information
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