長女のデイジー、次女のキティ、長男のルイスで結成されたロンドン生まれの3兄弟バンド、キティー・デイジー&ルイスがプロデューサーに元ザ・クラッシュのミック・ジョーンズを迎えた最新アルバムのリリースを発表した!
マスタリング・エンジニアとして20年以上数多くの音楽に関わってきた父親と、伝説の元祖ガールズ・ポストパンク・バンド、レインコーツのメンバーであるイングリッド・ウェイスを母親に持つ生粋の音楽一家に生まれ、イギリスの全国紙The Observerに「音楽の魔法を信じる我々へのギフトだ」と評されるなど、メディアから称賛を集めるだけでなく、エイミー・ワインハウス、コールドプレイから、デヴィッド・リンチ、ダスティン・ホフマンといったセレブリティにまで愛される彼らが、いずれも素晴らしい成功を収めたデビュー作『キティー、デイジー&ルイス』(08年)と2作目の『スモーキング・イン・ヘヴン』(11年)に続く、新作アルバム『キティー・デイジー&ルイス ザ・サード』を完成させた。
Kitty, Daisy&Lewis – “Baby Bye Bye”
前作リリース後も継続して作曲作業を続けてきた彼らは、パンクロックの街、カムデン・タウンの空き家に16トラックのアナログ・スタジオを新たに建て、すでに定評のあるこだわりのヴィン テージ・サウンドにさらなる磨きをかけるべく、音作りから自分達の手で行える環境を手に入れた。
そこにかねてよりバンドのファンだということを公言していたミック・ジョーンズ(元クラッシュ)が、プロデューサーとして参加することが決定。バンドと共に、彼らの自宅での4ヶ月に及ぶリハーサルから臨んでいた。この類まれなるファミリーと1年の歳月を共に過ごしたジョーンズは、この新作について以下のような言葉を述べている。
「多くの忘れられていたレコーディング・テクニックを駆使することで、この魔法に満ちた心温まるレコードは、確かに“不思議な感覚”を生み出している」
––––ミック・ジョーンズ
メンバーのルイスは、ミック・ジョーンズについて「ミックに参加してもらって、僕らは初めてプロデューサーとの仕事を経験した。部屋に他の誰かが加わることで、どんどんアイディアを交換することができて最高だったよ」とコメント。キティは「この3年間で、私たちの曲作りはすごく変化したと思う。人生経験も積んだし、より多くの音楽に触れたことで、音楽に対する私たちの愛情を、より楽曲の中で表現できるようになった」と説明する。そしてデイジーは「今までより演奏する楽器も増えてるの。8トラックから16トラックになったことで、これまでとは違った制作テクニックを採用することができたし、スタジオ作業を通して、アイディアをより拡張させることができた」と語っている。
2014年夏にレコーディングされた新作『キティー・デイジー&ルイス ザ・サード』は、ブルースからディスコまで幅広い音楽スタイルを取り入れながら、一聴してキティー・デイジー&ルイスとわかるヴィンテージ感満載の作品。3人の作曲家と3人のマルチ楽器奏者によって紡ぎだされた1つ1つの楽曲には、ときに気持ちを高揚させ、ときに切ないムードとメロディが溢れている。
新作アルバムでは、ボーナストラックを追加収録し、1月20日(火)に日本先行でリリース。なおiTunesでは、「Mastered for iTunes」仕様でマスタリングされた高音質フォーマットでのリリースとなり、アルバムを予約すると公開中の“Baby Bye Bye”がいちはやくダウンロードできるとのこと。
Release Information
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