映画『アリー/スター誕生』で<第91回アカデミー賞>歌曲賞を受賞した主演、レディー・ガガ(Lady Gaga)とブラッドリー・クーパーの楽曲「Shallow」が米・ビルボードチャート「THE HOT 100」で再び首位を獲得した。
レディー・ガガのファン、リトル・モンスターズが問題行動?
この嬉しいニュースが取り上げられている一方で、「リトル・モンスターズ」と呼ばれるレディー・ガガのファンたちが引き起こしたある問題行動が話題となっている。
BuzzFeedNewsによると、「Shallow」をダウンロード・ストリーミングし、その曲を聴いている証拠としてスクリーンショットをTwitterもしくはInstagramに投稿すると、スターバックスのドリンクを無料で飲める、という広告画像をリトル・モンスターズが無断で作りSNS上に拡散していたようなのだ。その画像がこちらだ。
スターバックスのドリンクを画像内に入れ込み、巧妙にApple MusicやSpotifyのロゴマークを配置している。説明文には「#Shallowbucks」というハッシュタグとともに上記の画像と楽曲のスクリーンショットを投稿するよう促す文章が書かれている。そうすることで、スターバックスの公式アカウントからダイレクトメッセージでドリンクを無料で飲める引換券が届く、と謳っているのだ。
現在はすでにスターバックス本社がこの画像をフェイクと認めており、事態は収束に向かっているが、2月28日(木)から始まったこのフェイクキャンペーンはSNS上でかなり拡散されてしまったようだ。
この騒動は、ガガのファンであるnicoという18歳の少年が引き起こした、と告白している。彼は「「Shallow」がまたビルボードチャートで1位になるかもって噂を聞いたときに、彼女を手助けするために何かしなくちゃって思った。でも最初は何をしていいかわからなくて。ある日学校から帰り道でスターバックスの前を通ったとき、このアイデアをすぐに思いついたんだ(笑)」と話している。どうやらまったく反省していないようだ。
現地時間2月24日(日)にロサンゼルスで開催された<第91回アカデミー賞授賞式>では、ブラッドリー・クーパーとともに「Shallow」のデュエットを披露したレディー・ガガ。このパフォーマンスが今回ビルボード・チャート1位を奪取した大きな要因とされているが、ファンによる行きすぎた行動があったことも事実だ。こうした行動がかえってネガディブなキャンペーンになってしまいかねない。
とはいえ、ビルボード・チャートの首位に返り咲いたことで、またいろんなファンが彼女の楽曲に魅了されたことは間違いのない事実だろう。感涙の一曲となっているので、まだ聴いたことがないというあなたもぜひ聴いてみて!